そんな中、台湾在住のチャバブ(Chububb)さんがインスタグラムに投稿した漫画が注目されています。
台湾人の彼と同棲を始めるため、台湾にやってきたというチャバブさん。その日の夜は、希望に満ちあふれており、景色も特別に見えました。
「なんだか感慨深いなぁ…」と思いながら、彼の運転する車の助手席から外を眺めていると、ピカピカ光るネオンが見えます。そのネオンを見て、「なんだか私を歓迎してくれているみたい」と感じたチャバブさんは、「あの扇子みたいな電飾がかわいいね。商店街のマーク?」と素朴な疑問をぶつけますが…。
かわいいネオンの正体は…「ビンロウ屋さん」?! 提供:チャバブさん
しかしそのネオンサインの正体は…台湾の嗜好品「ビンロウ」(タバコやアルコールに似た効果のある、植物の種子のこと)を売るお店だったのです! もちろん「ビンロウ」の販売も使用も台湾国内では合法であるのですが、しかしそのお店がお家の周りに沢山あることについては、一抹の不安を感じずにはいられないチャバブさんなのでした…。
本編を読むこちらの漫画には、「ちょっと行くとビンロウの店いっぱいあるよね。わかりますw」といった共感のコメントが寄せられています。
そんな漫画の投稿者チャバブ(@chububblog)さんにお話をうかがいました。
いつから、どのようなことがきっかけでインスタグラムの投稿をしているのでしょうか?
チャバブさん:今年の5月からインスタグラム投稿を始めました。それ以前は台湾の日常を共有する目的でブログを始め、漫画やイラストを公開していたんです。
でも、漫画をまとめて見れるアーカイブ場所を別に持っておきたいなと思い、漫画専用のインスタアカウントを作成したのがきっかけです。
今回の漫画を描いたきっかけはありますか?
チャバブさん:彼(現夫)と同棲をするために台湾にやってきたあの夜のドキドキワクワク感と不安な気持ちを思い出として描き残しておきたかったという個人的な理由がひとつです。
もうひとつは「檳榔(ビンロウ)って結構ポップに売ってるな!」というツッコミが彼に伝わらなかったため、漫画にしてみんなに共有しようと思ったからです。
合法ハーブ「檳榔(ビンロウ)」のお店がたくさんあると知った時の心境を教えてください
チャバブさん:「この手のものがたくさん売られている場所=治安の悪い場所」というような図式を思い浮かべてしまい不安になりました。
実際はあまり関係なく、近所の治安はとても良いことがすぐにわかりましたので、今は問題なしです。
今後、どのような活動をしていきたいですか?
チャバブさん:エッセイ漫画を描くことは楽しいので今後も続けていきたいです。また、台湾に限らず、もう少し普遍的なテーマでも漫画を描けたら良いなと思っています。
これから自分が住もうとする街に、「日本人には馴染みの薄い嗜好品」を扱うお店が多いことを知ってしまい、その驚きを共有したかったというチャバブさん。とはいえ、実際には治安にも特に問題はなかったとのことで一安心です(笑)。これからも彼女のインスタで、台湾での生活やユニークな発見を垣間見ることができそうですね。
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