バンクシーの「愛はごみ箱の中に」を再現
投稿者はものづくりエンジニアのゆうもやさん。「何回も遊べるバンクシー作った」というテキストとともに公開されたのは、バンクシーのシュレッダー事件をループで楽しめる装置の映像です。
壁に飾られたバンクシーの作品「風船と少女」。当時のオークションのように、茶色の額縁に入っていますね。額縁の下部には白いパーツが取り付けられ、右側からコードが下へ伸びているのが分かります。
ゆうもやさんは片手に木槌、片手に丸いスイッチのような物を持って登場し、スイッチを木槌で2回、トントンと叩きます。すると…
シュレッダーにかけられる「風船と少女」→「愛はごみ箱の中に」 提供:ゆうもやさん
「風船と少女」の絵が突然下に降りてシュレッダーにかけられていきます!まさにオークション会場で起きたシュレッダー事件「愛はごみ箱の中に」が再現されていますね。
シュレッダーは風船のところでピタリと止まり、今度はスイッチの下側を木槌で2回、トントンと叩きます。
シュレッダーされた絵は上に進み、裁断されていない状態に戻っていきました。
最後にはきちんと額縁に収まり「愛はごみ箱の中に」は「風船と少女」に戻りました。
この作品はゆうもやさんの自作で、ローラーを回転させることによって裁断された絵と、裁断されていない絵を同時に巻き取って送り出しているとのこと。額縁の裏側には3Dプリンタで作成された部品が、数多く取り付けらています。
ネットでの反応は?
無限ループで楽しめるバンクシー装置を見たユーザーからは、「新たなバンクシー現る」「発想が天才すぎる」「個人的には本家より尊いw」といったような、ゆうもやさんの才能を称えるコメントが多く寄せられています。
また、「これ欲しい!!」というコメントも多く、ゆうもやの作品が多くの方の心をわしづかみにしていることがわかりました。
作品を制作したきっかけを投稿者に聞いてみた
ゆうもやさんに制作したきっかけを質問すると「3年前にバンクシーの絵画裁断をテレビのニュースで見た時に衝撃を受け、『この装置を再現してみたい!』という気持ちがずっとあったからです。」との回答が。
さらに、「絵を元に戻せる機構を考えたので、この装置に取り込みました。」とのコメントも。制作期間は3ヶ月に及んだそうです。
単純にバンクシーの装置を真似るだけではなく、ゆうもやさんならではのひらめきを加えた作品であることがよくわかります。
自信作!ひらめき作品3選
ゆうもやさんは過去にも素晴らしいひらめきで、多くの作品を作っています。ゆうもやさん自身が気に入っている作品を3つ共有してくれました。
【アイス買ったけどスプーン無かったから印刷した】
購入したアイスにスプーンがついてなかった! 提供:ゆうもやさん
コンビニで購入したハーゲンダッツのミニカップ。どうやらスプーンをもらい忘れたようです。3Dプリンタでスプーンを作り始めるゆうもやさん。
ハーゲンダッツのミニカップに対して大きすぎるスプーン…!3Dプリンタで作るという大がかりな作業に対するオチが、盛大で笑えます!
【きのこたけのこ如きで揉めんな】
カットボードの上に出されたきのこの山とたけのこの里。
ジッパータイプの袋に2つを全部入れて、棒で粉々に砕き始めました!
ステンレスのボウルに入れて、砕いたきのこの山とたけのこの里を湯せんで溶かしたら、型に流して固まるのを待ちます。
きのこの山とたけのこの里といえば、派閥による争いが絶えませんが(笑)、見事に解決してくれました!食べた後は一緒ですよね♪
【「LANケーブルっぽい建物」に実際に挿しに行ってみた】
東横INN神田秋葉原のバルコニーが、LANケーブルの差込口にそっくりです。巨大なルーターに見立てた投稿者の、写真の撮り方が秀逸です!
作品や投稿には笑えるオチがついているのものが多く、投稿者の発想ならではですよね♪今後の作品にも期待が高まります!
Twitter:@takex5g
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