いつの間にか当たり前になってしまった、人と人とを隔絶する暗黙の距離、ソーシャルディスタンス。この距離は、コロナの終息と共になくすことができるのでしょうか? インスタグラムで活躍されるつきママさんは先日「ソーシャルディスタンスに慣れすぎてしまった話」を漫画にして公開されました。
あらすじ
ある日、ケーキ屋さんで商品を選んでいたつきママさん。そこへ少々距離が近い女性が現れたことで、商品を選ぶのを中断してしまったのだとか。
女性との距離を気にしてしまう。提供:つきママさん
また、子供と動物園へ行った際、子供たちの距離が近すぎることに気づき半ば無理やりその場を離れたと言います。
神経質になってしまう。提供:つきママさん
いつの間にか神経質になってしまっていることに気がついたつきママさんは、漫画の後半で「ソーシャルディスタンスに対する」思いを吐露します…。
本編を読むこの漫画には「すごくわかります」「最近特に気になります」などの共感コメントが寄せられました。
インタビュー
投稿者のつきママ(@tsukimama34)さんにお話を伺いました。
――この漫画を描かれたきっかけはなんでしたか?
つきママさん:ケーキ屋さんで、距離の近いおばあさんの近くに居るのがなんだか嫌だと感じてしまって、その場から離れた時に、あれ?わたしってこんなに神経質だったかな?と思ったことがきっかけで描きました。
――人との距離を気にするようになってしまった昨今。生活にどんな影響が出ていますか?
つきママさん:距離を取ることに慣れてしまい、例えば子ども達が公園でただ、遊んでいる時でも知らないお友達との距離に神経質になってしまったり・・・。本来ならもっと自由に子ども同士遊べていたのにと思うととても残念です。
――このままコロナの感染者が減り続け、騒動が収束したらどんなことがしたいですか?
つきママさん:旅行に行きたいです!とにかく県内をずっと出ていないので、県外に行きたい!!!
――最後に、この漫画の反響には、どういった声がありましたか?
つきママさん:やはり皆さんもコロナ禍のソーシャルディスタンスに慣れ過ぎていて、「同じです!」「わかります!」と共感していただけることが多かったです。しかし、なかには「神経質になり過ぎですよ。」というご意見もいただきました。
いつの間にか当たり前のものとして我々の生活に組み込まれてしまった概念、ソーシャルディスタンス。コロナの終息と共に消え去ってくれることを願います。
作品提供・取材協力:つきママ
スポンサーリンク
スポンサーリンク