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読者「インスタで泣いたの初めて…」ある女性の《切ないお弁当の思い出》に胸がギュッてなった

母と子とのつながりを形成する大切な文化の一つ、お弁当。誰しも一つや二つ、お弁当に関するエピソードを持っているものですよね。インスタグラムで活躍されるパニままさんは先日「遠足のおもひで」というタイトルの漫画を公開されました。

あらすじ

幼い頃から、遠足の際はお弁当に手紙を添えてくれていたというパニままさんのお母様。手紙を読むたびに、母の優しさに包まれて温かい気持ちになっていたのだとか…。

手紙を書くお母様。提供:パニままさん


先生に褒めてもらえる。提供:パニままさん

それからいくらか成長したある日、クラスの男子に手紙を取り上げられてバカにされてしまったパニままさん。帰って、お母様に手紙を投げつけてしまうのですが…。

手紙を笑われてしまう。提供:パニままさん

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親子の素敵なつながりを描いたこの漫画には「インスタで泣いたのはじめて」「言葉にできないです」などのコメントが寄せられました。



インタビュー

投稿者のパニまま(@panimama5)さんにお話を伺いました。

――お母様がお弁当に手紙を添えていた理由について、ご自身も母になられた今、どのように推察されますか?

パニままさん:手紙には決まって、あの時はごめんね、など普段言えないような事が書いてありました。多分目の前で読まれると恥ずかしいから、お弁当に挟んだのかな?と思います。手紙をくれた事、その内容は今でも心に残っていますね。

――男子生徒に手紙を笑われてしまったとき、どういった気持ちになりましたか?

パニままさん:とにかく恥ずかしかったです。手紙だけじゃなく、母の作ってくれたお弁当が茶色いオカズばかりのお弁当だったのですが、それすらも恥ずかしくなってきてしまい、無性に母に腹が立ちましたね!(笑)

――この後、お母様と無事に仲直りできたのでしょうか?

パニままさん:手紙を投げつけた後、母は怒るわけでもなく、とても悲しそうな顔をしたんです。それで、我に返って、やってしまったな~と。ただ、この後は何事もなかったように接してくれました。

――お弁当の手紙は、いつまで続いたのでしょうか?

パニままさん:多分中学生くらいまで続いたような気がします。ただ流石にその頃には、ちょっと恥ずかしくて帰ってからコッソリ読んだりしていました。でもその後も結婚や、出産など、何かあると手紙を渡してくれましたね。

 

大人になって思い返してみると、母の偉大さがよくわかるものですよね。お母様の大きな愛がこれでもかというほど伝わる、素敵なエッセイでした。

作品提供・取材協力:パニまま

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