全国各地に、さまざまな形で広がっている方言。聞いたことない言葉やイントネーションを耳にすると、共有する言語の違いについテンションが上がってしまうものですよね。インスタグラムで活躍されるよそもののゆめ子さんは先日「初めて聞いた岡山の方言」に関する漫画を公開されました。
あらすじ
ある日、会社の同僚に仕事で使用するメモを求めたところ「チャラ書きでごめんね」との返答を受けたよそもののゆめ子さん。
同僚「チャラ書きでごめんね!」 提供:よそもののゆめ子さん
聞き慣れない「チャラ書き」という言葉、その意味はというと…。
よそもののゆめ子さん「今なんつった?」 提供:よそもののゆめ子さん
本編にはさらにもう一つ、面白い方言に関する漫画があるのでよければチェックしてみてくださいね!
本編を読むユニークな方言に関してを綴ったこれらの漫画には「初めて知りました」「これは全国に広めたい」などのコメントが寄せられました。
インタビュー
投稿者のよそもののゆめ子(@yosomono_yumeko)さんにお話を伺いました。
――聞いたことのない言葉を耳にした時、どのような気持ちになりますか?
よそもののゆめ子さん:今なら「4コマのネタになる」と思えるかもしれませんが、岡山に住んでいた当時は漫画を描いていなかったので、ひたすら焦りました。文脈から意味を想像できなかった時は、若干の緊張感が走ります。
――「うったて」を初めて聞いた時の心境を教えてください。
よそもののゆめ子さん:正直「そこに呼び名いるかな?」と思ってしまいましたが、いま思えば便利な言葉なのかもしれません。ちなみに、この漫画を読んだ方から教えてもらったのですが、全国的には「打ち込み」と呼ぶことがあるそうです。
――漫画の件以外で、最近知った岡山の面白い文化や言葉はありますか?
よそもののゆめ子さん:文化というほどではないかもしれませんが、放送中の朝ドラ(序盤は岡山が舞台)を見て、人名のイントネーションが独特だということに気がつきました。登場人物の名前の呼び方が特徴的なので癒されています。
――最後に、漫画の反響には、どういった声がありましたか?
よそもののゆめ子さん:岡山の方から「『うったて』や『チャラ書き』が方言だと思っていなかった」という声をチラホラいただきました。てっきり自覚あるものだと思っていたので、こちらとしても驚きました。でも、リアクションをいただけて嬉しかったので、今後も気になった方言を勝手に4コマにしていきたいと思っています。
ユニークな言葉の響きと意味に感銘を受けたよそもののゆめ子さん。みなさんの地域には、どんな方言がありますか?
作品提供・取材協力:よそもののゆめ子
ブログ:転妻ゆめ子のよそものぐらし
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