さまざまな語彙や考え方を習得するにつれ、次第に複雑になっていく子供の人間関係。我々大人は、彼らの社会にどこまで介入するべきなのでしょうか?インスタグラムで活躍されるじんるい うららさんは先日「悪口を言われたら」というタイトルの漫画を公開されました。
あらすじ
背が高めでがっちりした体型の息子くん。ある日「友達にデブと言われ、嫌だった」とじんるい うららさんに告げてきたのだとか…。
息子くん「デブって言われて嫌だったんだ」 提供:じんるい うららさん
できるだけQくんを傷つけないように、でも息子くんの気持ちも大切に…。じんるい うららさんが息子くんへ説いた《悪口への付き合い方》は、優しさと愛に溢れたものでした…。
本編を読む悪口の教育を綴ったこの漫画には「うちも同じ経験あります」「難しいですよね」などのコメントが寄せられました。
インタビュー
投稿者のじんるい うらら(@nini_to_ore)さんにお話を伺いました。
――この漫画を描かれたきっかけはなんでしたか?
じんるい うららさん:この時は子ども同士のトラブルに親としてどう向き合うべきか迷ったので、記録として事の顛末を描き残しておくことにしました。また、この漫画を読んだ皆さんの意見を聞きたいと言う思いもありました。
――息子くんに「友達から悪口を言われた」と聞かされた時の心境を教えてください。
じんるい うららさん:まずは傷ついた息子のことが心配で、悪口を言ったというお友達に腹が立ってしまいました。でも、今回のような対立は社会性を育む成長の過程だと思っているので、親の私はできるだけ冷静でありたいなと考えていました。
――複雑な子供の人間関係。親はどこまで介入するべきだと思いますか?
じんるい うららさん:息子くらいの年齢(小学3年生)であれば、よほどのトラブルでない限りは直接的な介入はせず、話を聞いて次の行動を後押しするくらいが良いと思っています。子どもが自分で折り合いをつける術を学んでくれたらいいですよね。ただしトラブルの内容によっては、親が学校などに相談すべき場合もあると思います。目の届かないところで起きたトラブルを正しく把握するのはなかなか難しいですね。
――コミュニケーションに関する教育で、気をつけていることはありますか?
じんるい うららさん:「みんなの見た目が違うように、感じ方や考え方も人によって違うんだよ」と繰り返し伝えています。他人の気持ちを想像するのはまだまだ難しそうなので、わからない時は素直に質問してみたら、とも伝えています。
――最後に、息子くんには、どういった人に育ってほしいですか?
じんるい うららさん:難しいことも笑顔で乗り越えられるような人になって欲しいです!親としては、子どもが思い悩む姿を見るのが辛いので…。でも笑えるようになるまでにはたくさんの困難にぶつかる経験が必要でしょうから、それまでは私も一緒になって悩みたいと思います。
今後の人生を大きく左右する、悪口との付き合い方の教育。じんるい うららさんの優しい教育方針に、感心させられる投稿でした。
作品提供・取材協力:じんるい うらら
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子供時代にいじめを受けた経験から言えば「言い返さない」と言う教育には反対。
いじめをするような奴は、いじめやすい相手、つまり反撃をしない人間をいじめます。そして、いじめはエスカレートするもの。
「嫌なことをされたら反撃をする」と言う事は自衛手段としてとても大切です。
いじめの初期に反撃をすることこそ重要。
「あ、こいつをいじめようとするのは面倒だ」と思わせなければならない。
嫌なことをしてくる友人は必要ですか?
一方が我慢する関係は、その後の人生をゆがませます。
過剰な反撃はダメですが、反撃しないのはもっとダメ。
そうだね。
悪口をずっと言われていると、「こんなに悪く言われる価値のない人間なんだ」って思っちゃって碌なことにならないんだよね。
これってある意味洗脳で自己肯定感の低さにつながるから、悪口を言われ続ける状況においてはダメ。
Qの方が重いなんて。。。
謝る必要ナシ
重くなかったらどうなるんですか?