子供を産む女性の選択肢の一つ、無痛分娩。ママの負担を抑える方法として広がりつつあるこの出産方法ですが、日本ではまださまざまな心無い意見が目立つようです。インスタグラムで活躍されるあんこさんは先日「無痛分娩で実際周りから言われたこと」というタイトルの漫画を公開されました。
あらすじ
無痛分娩を選んだことによって「うむ痛みを感じてこその愛情」「今の子はすぐ楽しようとして…」根拠・理解のない否定的な意見をぶつけられてしまったというあんこさん。
理解の無い意見。提供:あんこさん
そんな中、会社の先輩ママのある言葉に大きな勇気をもらったのだとか…。
本編を読む無痛分娩に対する悲しい意見に関してを綴ったこの漫画。漫画を描かれたきっかけや、反対意見が出る理由について投稿者のあんこ(@ancoccoc)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――この漫画を描かれたきっかけはなんでしたか?
あんこさん:無痛分娩をする(した)と話したときに、周りからネガティブな反応を受けることが多かったです。でも自分自身も、実際に無痛で出産された方も「無痛いいよ…!」という意見だったので、周りの意見は気にせずに悩んでる方は無痛を選択できればいいなと思い、描きました。
――無痛分娩を否定してしまう考え方は、どのようなところから来るものだと思いますか?
あんこさん:無痛分娩について知らないからかなと思います。否定的な反応をされるのは男性や年配の方が多くて、自然分娩じゃないなんて!というかんじでした。メディアでも無痛分娩での事故などが取り上げられるので、デメリットの知識だけ蓄積されてるのではないかと思います。
――無痛分娩のマイナスイメージを取り払うためには、どんなことが大切だと思いますか?
あんこさん:無痛分娩について、メリットデメリットを知ってもらうことかと思います。しかし実際に分娩を体験する当事者以外はそんなに知識を入れる興味もないと思うので、無痛分娩を選択する人に周りがあれこれ言わないことが一番かなと思います。
――最後に、この漫画をどういった方に届けたいですか?
あんこさん:無痛分娩を選択しようか悩んでる方、周りから反対される方にお届けしたいです。私は無痛分娩を選択してよかったです。ご自身の選択の後押しができれば幸いです。
どういう産み方をするのかは、産む女性が決めること。無痛分娩という選択肢のメリット・デメリットが正確に世の中に広がり、社会全体の理解が深まっていくといいですね♪
作品提供・取材協力:あんこ
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神経が人の10倍ある(自称)ので生む際には無痛分娩にします。
孕んでないですが、機会があれば絶対します!