海外生活で一番のハードルになるのが、言語による障壁。勇気を出してコミュニケーションを試みるも、言いたいことがなかなか伝わらずに気圧されてしまったなんて経験は誰しもあるのではないでしょうか?インスタグラムでタイでの日々を発信しているまりこさんは先日「タイのローカル食堂であった印象的な出来事」を漫画にして公開しました。
あらすじ
ある日、オススメされてはいたけれどなんとなく入りづらく感じていたローカル食堂へ挑戦してみたまりこさん。対応してくれた店員さんに、カタコトのタイ語と英語でコミュニケーションを試みるも、なかなかうまく行かず…。
店員さん「アァ??」 提供:まりこさん
少々不機嫌そうな面持ちで裏へと戻ってしまった店員さん。すると、もう一人の店員さんが接客を担当してくれたようで…。
もう一人の店員さん。提供:まりこさん
タイ人の心に残る接客についてを描いたこの漫画には「ほっこりさせてもらいました」「素敵です」などのコメントが寄せられました。
インタビュー
投稿者のまりこ(@mariko_asia_27)さんにお話を伺いました。
――タイ語の習得は、日本人にとって難しいものなのでしょうか?
まりこさん:タイ語はかなり難しく感じます。声調という、同じ音でも低く言ったり跳ね上がるように発音したりする発音の種類が多い。文字も難解な上に、フォントによって読みにくい。頑張って発音しても全然通じない事も何度もあります。
――言葉がなかなか通じない時、どういった気持ちになりますか?
まりこさん:困らせてしまって申し訳ないという感じです。私は、自分の好みで観光地ではない地元の人しか来ないような場所に行っているので、完全に私のせいだと思って焦っちゃいます。
――店員さんの口から「アリガトウゴザイマス」が聞けた時、どのように感じましたか?
まりこさん:大袈裟に言うと「ここにいてもいいんだ」っていう安心感というか。
例え小さな食堂でもちょっとした冒険で、もっと冒険が出来るって勇気がもらえます。
――まりこさんが思う、タイの魅力はなんでしょう?
まりこさん:タイの人はピュアで面白いし、ゆるい雰囲気も緊張感なくリラックス出来ます。タイ人は日本よりはるかに「インスタ映え」大好きなので、オシャレな場所はバッチリ決めたデザインという一面もあります。そしてタイは、想像以上に親日です。日本人として、ちゃんとしよう!と、気が引き締まります。
最初の印象とは裏腹に、可愛くて温かい対応を見せてくれた店員さん。タイの魅力がふんだんに詰まった、素敵な投稿でした。
作品提供・取材協力:まりこ
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