▼1,200人で一斉テスト
中国・陝西省(せんせいしょう)にある「Shaanxi Sanhe College」という学校では、テストをする際にこんな光景を目にすることができます。
運動場を全て使い、1度にテストを受けるのは1,200人。
対象となる生徒はなんと3,800人にも及びます。
80人の試験監督の先生は、カメラや双眼鏡、はしごなどを使ってまで生徒がカンニングをしないように監視をしているとのこと。
▼悪質なカンニング対策だった
運動場でテストが行われるのは今年で10年目であり、学校側がこんなことを始めたのには学生たちのカンニングを取り締まるためでした。
無線の取り付けられた衣服を着用して教室の外と連絡を取り合う行為や、ペンや時計に隠した小さなカメラで撮影した写真を教室外の人間に送る行為など、エスカレートしていく学生のカンニングに対応するために始まりました。
生徒たちがそこまでしてテストでいい成績を残そうとするのには、中国では教育が重要視されているということが背景にあります。
多くの親は子供たちを遠くの学校へ毎日通わせているため、子供たちも良い成績を残そうとあの手この手でテストに臨もうとすると考えられます。
参照:Daily Mail
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