webecoist.momtastic.com (David Checkeley/Scripps Institution of Oceanography)
2014年7月8日、カリフォルニアの海は、正体不明のどす黒い物体に包まれました。
普段はクリスタルブルーに輝く海も、この日ばかりは真っ黒な影が覆います。
恐ろしいことに、その影はゆっくりと砂浜へ近づいていました。
webecoist.momtastic.com (David Checkeley/Scripps Institution of Oceanography)
専門家たちは重油の流出を怖れていました。もしこの怖れが現実のものとなれば、近海の生態系に重大な影響を及ぼすことになります。
しかし現地に赴いた彼らは、黒い影の驚くべき正体を目の当たりにしたのです。
それがこちら。
webecoist.momtastic.com (David Checkeley/Scripps Institution of Oceanography)
そう、黒い影の正体はイワシの大群だったのです。
海にこれだけの黒い影を落としたイワシの大群。その数はなんと100万〜1億匹であったと言われています。
webecoist.momtastic.com (David Checkeley/Scripps Institution of Oceanography)
その数も桁外れですが、普段は沖合いに生息するイワシがここまで海岸に近づいたことにも科学者たちは驚きを隠せないようです。
理由は定かではありませんが、変わりゆく海の温度が影響している可能性もあるとのことです。
一時は人間たちが大騒ぎしたこの一件、アシカたちはどうやら嬉しそうですね。
webecoist.momtastic.com (David Checkeley/Scripps Institution of Oceanography)
参照:Web Ecoist
スポンサーリンク
スポンサーリンク