インスタグラムで活躍されるケイコモエナさんは、スイスでの暮らしや日々の出来事を漫画にして公開しています。
今回ご紹介するのは、ケイコモエナさんが自身の祖母から教わったという「いってきます・いってらっしゃい」の意味についてのお話です。普段何気なく使うこの言葉。戦争を経験したというケイコモエナさんのおばあさんの解釈は、想像以上に深いものでした。
それではどうぞ↓
「どうか無事で帰ってきてね」「行って、帰ってくるね」――普段何も考えずにおまじないのように唱えていたこの言葉の裏には、こんなにも素敵で大切な意味が隠れていたんですね。戦争を経験したケイコモエナさんのおじいちゃん・おばあちゃんが、どれだけ喧嘩をしても「いってらっしゃい」「いってきます」の誓いを欠かさなかった理由を考えると、胸にくるものがあります。
目の前の大切な人が、今日も無事に帰ってこられますように…そんな意味を込めて「いってきます・いってらっしゃい」という言葉を使うと、より一層家族の大切さが実感できそうですね。
この投稿には「良い話。泣きそうになりました」「私の母も同じことを言っていました」「日本語の素晴らしさ、奥ゆかしさを改めて感じられるお話でした」などのコメントが寄せられました。
作品提供:ケイコモエナ・どすこい母さん
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うちの母は戦争経験者です。朝出掛ける時にちゃんと行って来ますを言わないと叱られて、戦時中の話を聞かされました。兵隊に行く時は「行って来ます」ではなく「行きます」って言うんだよ、帰って来ないで国を守るという気持ちで行くから、と。だから今は、行って来ます、とちゃんと言いなさい、と。今では、また来るね、になりましたが、帰る場所があって、待っていてくれる人がいるのはありがたい事ですね。