生まれてきた場所、育った環境、抱えている人間関係などなど、全く異なる背景を抱えるパートナー。お互い違った価値観を、どのくらい認め合うのか…とても難しい問題ですよね。
インスタグラムで活躍されるささこもちさんは先日「価値観を埋めるもの」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
サラダに使うきゅうりや毎日食べるお米などなど、何かと「少し高めのもの」を購入してくることが多いというささこもちさんの旦那さん。「夫よりも安いものを買おうとする自分はケチなのか」という思いを抱き始めていたある日、事件は起こります。
高そうなきゅうりを買ってくる。提供:ささこもちさん
ある日、トイレブラシの購入を巡って意見が衝突してしまったお二人。店内にて、大喧嘩に発展してしまったのだといいます。
店内で大喧嘩に。提供:ささこもちさん
価値観の違いについてを綴ったこの漫画。当時の心境や、フォロワーさんの反応について投稿者のささこもち(@sasakomochi)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――トイレ用品の前で悲しそうに佇む旦那さんを見て、どんなことを思いましたか?
ささこもちさん:「も〜…(ー ー;)」といううんざりに似た気持ちになりました。私の希望していた安い価格で購入した後だったので、どうしてまだ見てるの?と…。
――価値観の違いを許容できるようになるまで、どれくらいの年月がかかったのでしょうか?
ささこもちさん:全てではありませんが、付き合っていた時期を含め4年近くかかった気がします(笑)最近新居に引っ越したりして家電製品を購入する機会が多くなったこともあります。夫はリセールバリューを考えて購入したり、長く使える家電を選ぶ辺りが今までの私に足りなかった部分だと、はっきり気付きました。
――現在は、旦那さんもささこもちさんの価値観に理解を示しているのでしょうか?
ささこもちさん:はい。私の「高い物程本当に必要なのか?」と購入を疑うところや「安く買えるお店が他にあるんじゃないか」と考える点を理解してくれています。100円ショップで買える物はこんなにあるんだね、と最近言ってくれるようになりました(笑)
――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?
ささこもちさん:男性って高い物を買いたがったり、家電に詳しかったりするよねというお声や、私と同じでトイレブラシは消耗品だから安い物や使い捨てタイプで良いよね、と共感してもらえました。とても嬉しいです!(笑)
異なる価値観を持ったパートナーを持つことで、自分の視野を広げることができたと語ってくれたささこもちさん。考え方が違うことで、物事が良い方向に進むこともあるようです。
作品提供・取材協力:ささこもち
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