何度言い聞かせても、なかなか親の思い通りにならないのが子供。「どうすればちゃんとしてくれるのだろう」「何を伝えれば響くのだろう」という葛藤は、親であれば一度は経験することではないでしょうか?
インスタグラムで活躍されるせせらぎさんは先日「ダメ母」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
お風呂に入れるようになったり、食卓の準備ができるようになったり。子供が何かできるようになる時は、決まって母である自身が「できない」時であったと語るせせらぎさん。
できない時に子は育つ。提供:せせらぎさん
母が不在の時に、自ら行動を起こすようになった子供たち。そこに少しの工夫を加えることで、今では皿洗いをしっかりとこなすほどに成長しているのだと言います。
保育園児が皿いを。提供:せせらぎさん
子供の持つポテンシャルについてを綴ったこの漫画。作品を描かれた想いや、今後の活動について投稿者のせせらぎ(@seseragi0822)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?
せせらぎさん:出版社の編集の方と話をして、やっぱりインスタらしいよと。自分が何を描きたいか、どういう描き方ができるか模索の為に始めました。
――今回の漫画は、どういった思いで描かれましたか?
せせらぎさん:しっかりしてなくても、出来てなくても、ダメなお母さんだとされても子供は育つから大丈夫。こうであらねばとか、思い詰めてほしくないなと。
――子供たちに家事をしてもらうとき、口出ししない理由はなぜなのでしょうか?
せせらぎさん:私が幼い頃、自主的に喜んでくれると思ってお皿を洗った時に母が「ちゃんと洗えてるのでしょうね?」と怪訝に言った時に(二度と洗うものか)と思ったので。出来てる出来てないに関わらず気持ちを折ることは言いたくないなと。
――今後、どういった活動に取り組んでいきたいですか?
せせらぎさん:苦しい経験をしたので、そこから思い至ったことで誰かの気持ちを軽くしていけるものが描けたらなと思っています。
母ができないタイミングを、自らの成長の機会としている子供たち。せせらぎさんのおっしゃる通り「母である自分がしっかりしなきゃ…」と、必要以上に思い詰める必要は無いのかも知れませんね☺️
作品提供・取材協力:せせらぎ
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