やらなければならないことや、考えなければならないことが飽和して、何かと忙しい現代社会。タスクに追われていると「自分が本当にしたいこと」を見失ってしまいがちですよね。
インスタグラムで活躍されるはるの きいこさんは先日「散歩中に気がついた大切なこと」に関する漫画を公開しました。
あらすじ
娘ちゃんが春休みに突入することで、さらに時間に追われることに不安を抱いていたはるの きいこさん。なんとか1人で息抜きをしようと、自宅から離れたカフェに自転車で訪れます。
1人でカフェへ向かう。提供:はるの きいこさん
駐輪場に自転車を駐め、店内に入ろうとしたはるの きいこさんでしたが、財布を忘れていることに気が付きます。自転車の精算をすることもできず、泣く泣く徒歩で家へ向かうのですが…。
財布を忘れていることに気が付く。提供:はるの きいこさん
突然のお散歩から、大切なことに気がついた経験を綴ったこの漫画。当時の心境や、1人時間の大切さについて投稿者のはるの きいこ(@haruno_kiiko)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――予測していなかったイレギュラーのお散歩。その最中に、どんなことを思いましたか?
はるの きいこさん:最初はもう「時間を無駄にした!」と自分への怒りというか、自分の失敗を責める気持ちだったんですが…歩いているうちに風が気持ちいいなとか、空が綺麗だなと気が付いて。
娘が幼稚園の間にやりたいことを詰め込み過ぎて、ほっとするのを忘れていたんだなと。ただ外の空気を吸いながら歩くことがこんなにスッキリした気分になるんだと思い出しました(笑)
――育児において、一人の時間はどれくらい大切なものだと感じますか?
はるの きいこさん:娘が2歳の頃にコロナ禍に入り、夫は在宅でしたが多忙で、生活のリズムも真逆、私は24時間娘に付きっきりで実家も遠方で…幼稚園入園前まではほぼひとりの時間がありませんでした。
そうした生活を1年続け、鬱を経験して…幼稚園に入園してからは、忙しさの中にも一息つく時間があるので、娘にも優しく接することが出来る気がします。(もちろん怒りますが…笑)
真面目なお母さんほど、ご自分を優先させることを躊躇ってしまうと思いますが、ひとりでほっと安心できる時間を大切になさって欲しいなぁと感じます。
――今年の春休みは、有意義なものになりましたか?
はるの きいこさん:あっきと毎日公園三昧でした!(笑)身体も強くなって、出来ることが増えていくのを間近で見る楽しみを味わいました。無理に娘のレベルに合わせ過ぎず、私のお気に入りのカフェに付き合って貰ったり、逆に子供の気持ちに戻って、ガチャガチャを楽しんだり…お陰様で2人とも元気に新学期を迎えることが出来ました!
外の空気を吸い、ゆっくり街の景色を見ることで精神の穏やかさを取り戻したはるの きいこさん。一生懸命に息抜きをしようとしている方は思い詰めず、とりあえず外を散歩してみてはいかがでしょうか?
作品提供・取材協力:はるの きいこ(育児絵日記・イラスト)
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