「好きなことで生きる」そんなキャッチフレーズが浸透しきった昨今。「言いたいことはわかるけれど、今の生き方を変えるわけにも…」なんて、理想と現実の間で葛藤している方も多いのではないでしょうか。
インスタグラムで活躍されるマメ子さんは先日「最近の嬉しい出来事」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
3人の子供たちに恵まれ幸せではあったものの、自身の仕事や生き方について昔からコンプレックスを抱えていたというマメ子さん。ある時「人間いつ死ぬかわかんないのに、好きなように生きないで死ぬのはバカらしい」という考えにたどり着いたのだといいます。
好きなように生きないで死ぬのはバカらしい。提供:マメ子さん
それからというもの、休日の時間を趣味の登山に充てることが多くなったマメ子さん。先日山の絵日記を描いていたところ、息子くんからとっても素敵な言葉をかけてもらったようで…。
山の絵日記を描くマメ子さん。提供:マメ子さん
マメ子さんの生き方を肯定してくれた、息子くんの言葉についてを綴ったこの漫画。当時の心境やフォロワーさんの反応について投稿者のマメ子(@sora_mameko.628)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?
マメ子さん:昨年に腎臓癌が見つかり手術したのですが、闘病体験を綴ったSNSの投稿がとても参考になりました。自分もイラストで体験記を描いてみようと思い、ブログから始め、後にインスタにも投稿するようになりました。
――息子くんの「いい生き方だね」という発言を聞いて、どんなことを思いましたか?
マメ子さん:家を空けることで少なからず家族にシワ寄せは行っていたはずなのに、遊んでいる自分を『いい生き方』と言ってもらえて、『あ、好きなことしていいんだ』と思えました。
――マメ子さんが思う、山の魅力とはなんですか?
マメ子さん:世界の絶景の画像などを見ると、いつか行ってみたいけど無理だろうな…と思うのですが、山は案外近くて低い山でも予想以上の絶景ポイントがあったりして、しかもそこに自分の足で辿り着ける喜びがあります。それに、何かモヤモヤすることがあっても、山ひとつ登ってクタクタで降りてくるころにはすっかり浄化されています。そんなところも登山の魅力です。
――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?
マメ子さん:フォロワーさんからは、『その通り、やりたい事をやろう!』という共感のコメントを頂けました。読んで頂いてる方も同じ年代の女性が多くて、そろそろ自分の好きに生きたいという気持ちはやっぱり皆同じなんだな、と嬉しく思います。
息子くんの言葉のおかげで「好きなことをしても良い」ということに気付いたと語ってくれたマメ子さん。自分の「好きなこと」を諦めないその姿勢に、なんだか勇気をもらえた気がします。
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