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介護現場で触れた「息子に先立たれたおばあちゃんの話」に考えさせられる

いつ、誰が死んでしまうかわからないこの世界。中には親より先に子供が旅立ってしまう…といった悲しいケースももちろん存在するものです。

インスタグラムで介護福祉士としての活動を発信しているゆらりゆうらさんは先日「守っている息子」というタイトルの漫画を公開しました。

あらすじ

ある日、とある90歳を超える利用者さんの家庭を訪れたゆらりゆうらさん。息子さんを亡くされたという利用者さんは「私が死んだら息子を思い出す人がいなくなってしまう」という思いで、日々を生きているのだと語ってくれたのだとか。

利用者さん「私がいなくなったら、息子のことを思い出す人がいなくなる」 提供:ゆらりゆうらさん

生前「母ちゃんのこと、俺最後まで守りる」と、利用者さんに伝えていたという息子さん。その言葉に対し「全然守ってくれへんかった」と、寂しそうに嘆く利用者さんでしたが…。

利用者さん「守ってくれなかった」 提供:ゆらりゆうらさん

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息子さんと利用者さんの親子の絆に関してを綴ったこの漫画。作品を描かれた思いやフォロワーさんの反応について、投稿者のゆらりゆうら(@yurariyuru2)さんにお話を伺いました。

インタビュー

――こちらの漫画は、どういった思いで描かれたのでしょうか?

ゆらりゆうらさん:一人暮らしで、90超えてもがんばってこられた利用者様の笑顔が、とても素敵でした。ただ、お仏壇に置かれた写真が、旦那様と若い男性だったので、息子さんが最近亡くなったことを知りました。「優しいええ子やったんよ」その言葉に、辛い思いを抱えておられるのだなぁと思い、「守ってくれへんかった」と言われたことに対して、息子さんの思いを想像して、話したエピソードです。
息子さんが、私と同い年だったことも余計に身につまされました。

――「全然守ってくれへんかった」という言葉を聞いて、どんなことを思いましたか?

ゆらりゆうらさん:先立たれた親はもちろん辛いけれど、それ以上に、息子さんはお母様のことを思いながら、心を残しておられるに違いないと思いました。その肉体はなくなっても、心はいつまでもお母様の側にいて、守っているに違いないと。

――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?

ゆらりゆうらさん:「愛と言う言葉しか思い浮かばない。」「通勤電車の中で号泣しました。」「自分も、亡くなった娘に守られています。」「亡くなった姉が、まだ母の中で生きています。」「親孝行な息子さんに感動した。」などの感想をいただきました。

 

亡き息子さんが残した、母への思い。そばで寄り添っていくことは叶わなかったとしても、その心は最後の瞬間まで利用者さんを支え、守り続けることでしょう。

作品提供・取材協力:ゆらりゆうら
ブログ:ヘルパーおかん。

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