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渋谷109でトヨタがサステナビリティ実験!加飾フィルムで太陽電池がカラフルに

2021年3月、トヨタ自動車株式会社は、太陽電池の表面にデザインを施すことができる太陽電池用加飾フィルム(以下、加飾フィルム)を用いて、カラフルな太陽電池を開発したと発表しました。

太陽電池と聞くと無機質な黒いパネルをイメージしますが、これからカラフルなものが普及するかもしれません。

太陽電池がカラフルになる!?加飾フィルムとは?

カーボンニュートラルの動きが加速する中で、再生可能エネルギーの普及率拡大を目指し、従来の黒色や紫色だけでなく、周囲の色合いに合うカラフルな太陽電池への需要が高まっています。

2018年にトヨタは、太陽電池に貼るための加飾フィルムの開発をスタート。
20213〜現在まで継続中の熊本県での実証実験では、発電量を大幅に損なうことなく、太陽電池をカラフルに彩れることを実証しました。

また、加飾フィルム技術をより多くの人に知ってもらうため、トヨタのサステナビリティ実験 #発電中を広告中と題し、広告にカモフラージュした太陽電池で、街の景観を損なわずに発電することができるか?という実験を実施しているのです。

実施期間は2022年8月24日(水)~8月26日(金)まで、SHIBUYA109の店頭イベントスペースにて開催されます。



渋谷109でトヨタがサステナビリティ実験

太陽電池は再生可能エネルギーとして一般家庭の屋根にも取り付けられていますが、その黒いパネルが外観を損なうとして、普及の妨げの1つになっています。

そこで、美しさと高効率を両立させた太陽電池の実現をトヨタは目指したのです。

こちらは、渋谷で行われているトヨタのサステナビリティ実験 #発電中を広告中」のイメージ画像。
この緑色のパネルが実は太陽電池。一見すると
ただの看板広告のように見えます。

このように装飾された太陽電池であれば、景観に溶け込みながら発電することができます。また、発電した電気で扇風機を動かし、発電の様子を可視化。加飾フィルム技術や、カーボンニュートラルの実現に向けた動きを広めるために展示が行われています。

お近くに行く際は、ぜひご覧になってみてください。

パネルに貼っても発電量がほとんど変わらない

加飾フィルムは太陽光を透過するように開発されているため、加飾フィルムを張ることによる発電量低下を10%前後に抑えることができるそうです。

加飾フィルムを装着した太陽電池は、加飾フィルム無しの場合と比べて、木目調(写真左)では約90、緑色(写真右)では92の発電が可能となっています。
見た目はガラッと変わるのに、発電量がほとんど落ちないのはすごい技術ですよね。

将来的には服やバッグも発電?加飾フィルムの未来

加飾フィルムはカラーバリエーションが豊富で、太陽電池の可能性を広げます。しかし、それだけではありません。

加飾フィルムの登場によって、さらなる発展が見込めるのです。

シート状の太陽電池に貼り付けることで、将来的には衣類やバッグ、アウトドア用品などに使用し、歩きながら発電することが可能になるかもしれないんです。

現在は、スマートフォンに直結して充電できるポータブル充電機のようなアウトドアグッズを試験的に製作しているとのこと。

「幸せの量産」をミッションに掲げ、自動車をつくる会社から「モビリティ・カンパニー(世界中の人々の移動に関わるあらゆるサービスを提供する会社)」への変革を進めるトヨタ。様々な領域で国際目標の「SDGs」への取り組みを進めています。

この機会に、トヨタが行うカーボンニュートラル実現への動きや、再生可能エネルギーについて目を向けてみてはいかがでしょうか。

提供:トヨタ自動車WEBサイト
WEBサイト:トヨタのサステナビリティ実験

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