自分の寿命を他人に渡すことができるヒカリは、単純な性格のせいですぐに他人に同情し、人でも動物であっても気軽に自分の寿命を分けていました。
そんな寿命のバーゲンセールをするヒカリと、そんな彼女をバカにしつつも心配な親友のみゆきの友情を描いた物語の結末とは？
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あらすじ
「自分の寿命を他人に渡すことができる」という超特殊能力を持つヒカリ。
他人の頭上に“寿命が見える”上に、“自分の寿命を譲渡できる”能力があるため、ヒカリの元には余命が少ない人々が集まって来ます。
しかも、ちょっとおバカなせいで、自分の余命を考慮せず寿命を無駄遣いしがち。
簡単に寿命を渡すことができる能力がアダとなり、子どもの頃には死にかけの猫を見つけ、泣いている親友のみゆきを泣き止ませるため、とても気軽に寿命を猫に渡してしまいます。
元気になった猫を見て、驚きのあまりみゆきの涙は止まったものの、その時の出来事はみゆきの記憶に強く鮮明に焼き付くのでした。
それ以来、寿命のバーゲンセールを続けているヒカリが心配で一緒にいるみゆき。
素直に「心配」とは言いにくいものの、みゆきの存在がヒカリにとって何等かの支えとなっているのは間違いありません。
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『寿命をゆずる友だちの話。』を読む
Twitter：マトマ（@y_har3）
pixiv：マトマ
作品：あいのばけもの【LINEマンガインディーズ / ジャンプルーキー！】
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