子供がいる家庭において、帰宅時に部屋が散らかっているなんてことは日常茶飯事ですよね。そんな状況の裏には、パートナーのある「隠された努力」が存在しているのかも知れません。
インスタグラムで活躍されるぱぱけんさんは先日「妻の努力」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
帰宅時に、部屋が散らかっていることが度々あるというぱぱけんさん。しかし、部屋が散らかっていても、晩御飯ができていなくても絶対に不満に思うことはないのだといいます。
家事が滞っていることに怒ってはいけない。提供:ぱぱけんさん
帰った時の散らかり具合は、日中妻が子供たちの相手を一生懸命にしてくれた証拠だというぱぱけんさん。それは他のどんな家事・仕事よりも大変なことだと語ります。
育児に向き合ってくれた証拠。提供:ぱぱけんさん
育児に勤しむ奥さんへの感謝を描いた今回の漫画。作品を描かれた思いや、フォロワーさんの反応について投稿者のぱぱけん(@papaken.jpg)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?
ぱぱけんさん:以前から趣味で育児漫画を描いたりはしていましたが、インスタへの投稿を本格的に始めたのは今年の6月頃です。きっかけとしては、友達から「たまに描いてる育児漫画がもっと見たい」と言ってもらえた事でした。
――今回の漫画は、どういった思いで描かれましたか?
ぱぱけんさん:普段、子育てしてる上で感じる事ですが、子供の遊び相手になるのは体力も使うし、突然始まる兄妹喧嘩に精神的にも疲れてしまうので、ついつい「テレビでも見といて」って言ってしまう。そうすれば、家事もスムーズの進むし、テレビしか見てないから家も綺麗に片付けられます。つまりは、仕事から帰ってきて「おもちゃが散らかってる」「洗濯が片付いてない」って事は、その分、妻が子供と一緒に遊んであげてた証拠なんだなと感じるようになりました。
そう思う様になると、散らかってる事にイライラするよりも、「子供達といっぱい遊んでくれてありがとう!お疲れ様!」っていう気持ちに溢れる様になりました。
世のお母さん達にも、同様にリスペクトの気持ちを伝えたいなぁと思い漫画にしました。
――ぱぱけんさんにとって、奥さんはどういった存在ですか?
ぱぱけんさん:子供が産まれるまでは、「親友」という感覚が強かったですが、子供が産まれてからは「戦友」と感じる事が多いです。子育ての毎日は予期せぬ出来事の連続です。数々のハプニングに、臨機応変な対応が求められる度に親として試されてる様な気持ちになります。そんな子育ての日々を最前線で戦う妻には感謝してます。そして、一生に一度の子育てを一緒に楽しみたいと思います。
――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?
ぱぱけんさん:フォロワーさんからは、沢山の共感と沢山の褒め言葉を頂き嬉しかったです。しかし、私は夫としても父としても至らない事ばかり人間なので、凄くむず痒い気持ちになりました(笑)子育ての仕方や考え方は人それぞれだと思うので、こんな考え方や家庭があるんだなと思って頂けるように、これからも投稿していこうと思います。
家事が滞っているということは、一番大変な「子供と向き合う」という仕事に注力してくれた証拠だと語ってくれたぱぱけんさん。子育てに携わる全ての人に対して、リスペクトの念が止まらなくなる投稿でした。
作品提供・取材協力:ぱぱけん▷育児イラストレーター
スポンサーリンク
スポンサーリンク