SNSが普及したことにより、社会で輝いている人たちの姿がより一層目立つようになった昨今。しかし、そんな彼らを見て「私ってダメだな…」とどんより暗い気持ちになってしまうなんてことも。
インスタグラムで活躍されるうにわさびさんは先日「モヤモヤした感情を抱いた時の考え方」に関する漫画を公開しました。
あらすじ
月に数回の頻度で「私なんてもうダメだ!最低だ!」と悲観的な気持ちになってしまうことがあるといううにわさびさん。そんな時は、周りの人たちがイキイキしているように見えて、相対的に自分が無価値な存在であるように思えてしまうのだそうです。
自分が無価値な存在に思えてしまう。提供:うにわさびさん
キラキラ見える人たちに不快感を抱いた時、原因が「羨望」や「妬み」であることを認識しておくことで、素早い切り替えや相手に対する罪悪感の低減につながると語るうにわさびさん。そしてもう一つ、心を軽くするために理解しておくことがあるのだとか…。
不快の原因を認識することが大切。提供:うにわさびさん
不快感との上手な付き合い方についてを綴ったこの漫画。作品を描かれた思いや、フォロワーさんの反応について投稿者のうにわさび(@unifamily_uni)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画は、どういった思いで描かれたのでしょうか?
うにわさびさん:漫画で描いていたように、自己嫌悪と周りへの嫉妬心で心がドロッとすることがあります。今回もそういう状態になって少し苦しみました。渦中にいるときはどうしても自分が最低の人間に思えてしまうのですが、他の人にもこんな日があると思うと自分だけじゃ無い勇気づけられます。私も漫画で伝えることで同じような状況の人にループから抜け出すきっかけを与えることができたら嬉しいなと思い描きました!
――どんなことがきっかけで、漫画で紹介されていた考え方を持てるようになったのでしょうか?
うにわさびさん:逆にこの漫画の状態のようにイライラしている人から意地悪なことやトゲのある物言いをされる機会があり、「これは私が自己嫌悪ループに陥ってる時と同じ感情なのでは?」と感じたことがきっかけです。他の人にもそういうことがあるんだなと思うと自分への自己嫌悪が薄らぎ、前向きになれました。
――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?
うにわさびさん:共感してくださる方がとても多かったです!また、この漫画を読んで「わたしだけじゃないと知ることができて励みになりました!」という意見を沢山いただき、描いて良かったーー!!と嬉しくなりました!
「他人と比べてしまうのは、自分だけではない」という意識を持つことが大事だと語ってくれたうにわさびさん。誰もが少なからず不安や恐れを抱いていることを認識すれば、自分にも他人にも優しく接することができそうですね。
作品提供・取材協力:うにわさび
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