時に、親の言いつけや門限を守らずに遊んでしまう子供たち。彼らからしたら「ちょっと遅くなっただけ…」という気持ちかもしれませんが、保護者としてはかなり緊迫した心理状態に陥りますよね。
インスタグラムで活躍されるねこじま いもみさんは先日「遊びに行った長女が帰ってこない?!」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
長女ちゃんが小学1年生だった頃のある日、学校から帰るや否や「友達と公園に行く」と伝えてきた長女ちゃん。保護者無しで出かける長女ちゃんを心配しながらも「5時には家に着くように」と念押しして送り出すのですが…。
長女ちゃん「公園に集まる約束したの」 提供:ねこじま いもみさん
約束の5時を過ぎても、なかなか帰ってこない長女ちゃん。不安になったねこじま いもみさんは公園まで迎えに行ってみるのですが、そこには誰もおらず…。
公園へ向かうねこじま いもみさん。提供:ねこじま いもみさん
長女ちゃんの行方がわからなくなってしまった日の経験を綴ったこの漫画。当時の心境やフォロワーさんの反応について投稿者のねこじま いもみ(@neko_jima_imomi)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画は、どういった思いで描かれたのでしょうか?
ねこじま いもみさん:主に今私は小学生のことを描いています。やはりいつの時代も、子供が1人で遊びに行って悲しい事件に巻き込まれることが多いです。今はキッズケータイやキッズスマホなど、子供たちの居場所を確認したり、連絡を取り合ったりする手段がたくさんあります。少しでも事件や事故を防ぐため、親の不安を取り除くため、そういった手段を早めから検討するのもアリなのかなと思い、この話を描きました。もちろん各家庭で考え方や方針は違うと思うので、連絡手段を持たせることが絶対ではありませんが、子供と話し合ったりする機会にもなればと思いました。
――娘ちゃんを探していた時の心境を教えてください。
ねこじま いもみさん:もうパニックです!超パニックです!何かあったらどうしようと今にも泣きそうだったし、体に力が入らないし、生きた心地がしないとはこのことかと思いました。ほんとにどんだけ純粋なんだといろんな感情がごっちゃで泣けてきました。
――遅くなってしまった理由を聞いた時、どんなことを思いましたか?
ねこじま いもみさん:まさかの鉛筆!と思いました。安心感で腰が抜けて、鉛筆でさらに腰が砕けました。そういう理由もあるんだなぁと。これは予測不可能だったし、こういう子供ならではのケースがあるということも読んでくださった方に伝えたかったのもあります。
――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?
ねこじま いもみさん:「無事で本当によかった」とフォロワーの皆さんもまるで家族のようにコメントくださいました。そして、「わたしも小学生の頃、5円玉警察に届けてお母さんが血眼になって探していた」や、「おたまじゃくしと遊んでいて帰りが遅くなった」などの小さい頃のエピソードもコメントくださり、たしかに、小さい頃はそういうことしたなぁと思い出したりしました。ほんとに子供の行動は良くも悪くも予測不可能だと感じます。
また、「スマホ検討してみます」「子供からも連絡が取れる手段があるといいですね」というお声もいただきました。我が家も今一度、気をつけることをきちんと子供と再確認しようと思いました。
鉛筆を持ち主に届けたいという気持ちから、つい門限を破ってしまった長女ちゃん。お二人が何事も無く再会できて、本当に良かったです。
作品提供・取材協力:ねこじま いもみ
ブログ:ねこじま いもみのワンオペッペケ日記
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