大人が考えているよりも、ずっと複雑で繊細な子供の心。彼らのふとした言葉から本人なりの葛藤が見え、感情が揺れ動いた…なんてのは、育児をする上で誰もが経験したことのある出来事なのではないでしょうか。
インスタグラムで活躍されるリコさんは先日「おもちゃいらないから」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
ある日、幼稚園に登園する前に「お仕事行かないで ずっと一緒にいたい」とリコさんに抱きついてきたという息子くん。そんな姿を見て「ママもお仕事頑張るから、幼稚園頑張って」と伝えたリコさんでしたが…。
息子くん「ずっと一緒にいたい」 提供:リコさん
すると突然「おもちゃ いらない」という言葉を発した息子くん。その発言の真意に気がついたリコさんは、感極まって息子くんを抱きしめるのでした。
息子くん「おもちゃ、いらない」 提供:リコさん
繊細な子供の心に関してを綴ったこの漫画。当時の心境や、今後の活動について投稿者のリコ(@licooo_0327)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?
リコさん:もともと絵を描くのが好きでした。息子との忘れたくないことを絵で残しておきたくて、描き始めました。
――今回の漫画は、どういった思いで描かれたのでしょうか?
リコさん:4歳の息子が初めて「幼稚園に行きたくない理由」を明確に言った日でした。 こんなこと思っていたんだと、切なくなってしまいました。
――「おもちゃ、いらない」という言葉の真意に気付いたとき、どういったことを思いましたか?
リコさん:「あ、あのときの話だ」とはっきり思いました。「おもちゃを買うために働いてる」ととっさに言ったひとことをこんな形で受け取っていたとは思ってもいなかったので、感極まってしまいました。「おもちゃいらないからずっと一緒に居て」ってこどもにとってはすごい言葉ですよね。
――今後、どういった活動に取り組んでいきたいですか?
リコさん:忘れたくないことをこれからもずっと息子が許す限り描き続けていきたいです! 絵に関わる仕事もしてみたいです。
数ヶ月前に言われた「おもちゃをいっぱい買うために仕事するんだよ」という言葉を、ずっと心のうちに留めていた息子くん。子供には子供なりの葛藤があるのだということを改めて深く感じさせられる、印象的な投稿でした。
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