最近では人気アニメのタイトルにもなっている「七つの大罪」ですが、元々は
七つの大罪(ななつのたいざい)とは、キリスト教で用いられる、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことで、
「暴食」「色欲」「強欲」「嫉妬」「憤怒」「怠惰」「傲慢」
を指します。
今回はあなたがどの大罪に陥る可能性が高いのか診断します。
生年月日を入れると診断を開始します。
【傲慢】
対応する悪魔は「ルシファー」という、本来は明けの明星を表す大天使であったのだが、輝きを失い闇に落ちた悪魔。対応する動物はライオン、孔雀など。
自尊心や虚栄心、他人の上に立ちたいという欲望を表している。
旧約聖書では「奢る者は久しからず」と記されている。すべての罪の長と述べられ、七つの中で一番重い罪である。
【嫉妬】
対応する悪魔は「レヴィアタン」という、最強の生物とされる海の怪物。対応する動物は蛇、犬。
自他ともに苦しめられることから、嫉妬は不幸の最も強力な原因であると述べられている。
また、他人の不幸を楽しむ罪人とも言われている。アダムとイブに出てくる蛇を嫉妬の象徴とされている。
【暴食】
対応する悪魔は「ベルゼブブ」という、本来は豊穣の神であったのだが、進行に反対する人々からバアル・ゼブル(ハエの王)と呼ばれることになった悪魔。対応する動物は豚、ハエ。
聖書では断食は有益であり、して当たり前のことと記されている。
その為キリスト教の間では暴食をした者は必ず地獄に落ちると信じられていた。
【強欲】
対応する悪魔は「マモン」という、富や財産を表す言葉であり東方の王である。対応する動物はキツネ、ハリネズミ。
聖書では「むやみに欲しがってはならない」と戒めとして書かれている。
また旧約聖書では「強欲な者のパンを食べようとするな。供される珍味をむさぼるな。」とも記されている。
【色欲】
対応する悪魔は「アスモデウス」という、激怒と情欲の魔神という説もある。悪魔になる前は天使だった。対応する動物はサソリ、山羊。
聖書では「あなたは姦淫してはならない」との文言があり、享楽や悦楽の為だけの行為は許されざる大罪と記されている。
【怠惰】
対応する悪魔は「ベルフェゴール」という、かつてイスラエルの民を誘惑した好色の罪を司る悪魔。対応する動物は熊、ロバ。
本来、神の教えを怠け背く人々への戒めとしての罪である。
また面倒事をすべて拒絶してはならないという意味も込められている。
【憤怒】
対応する悪魔は「サタン」という、神に反逆したため地獄に落とされ、地獄の長を務める悪魔。対応する動物はドラゴン、狼。
七つの大罪の中で最も破滅的な罪として知られる。「怒れる者は光を見ることが出来ない。怒れる者の祈りは憎悪に満ちている。」と記されている。
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