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妊娠中の仕事で、肩こりや頭痛に悩まされていた女性。中国人の鍼の先生の言葉に「気が楽になった」

つわりやホルモンバランスの変化などで、何かと大変な妊娠中の期間。出産というイベントにおける男女間の負担の偏りは、度々議論される話題ですよね。

インスタグラムで活躍されるゆかちんさんは先日「不真面目にお仕事」というタイトルの漫画を公開しました。

あらすじ

つわりが比較的軽かったこともあり、妊娠後も仕事を続けていたというゆかちんさん。出張を繰り返すうちに、激しい肩こりと頭痛に襲われてしまったのだといいます…。

妊娠後も出張へ。提供:ゆかちんさん

週末、妊活中にお世話になっていた中国人の鍼の先生のもとを訪れたゆかちんさん。「出張」という言葉を出した途端、先生が急に怒り出したのだとか…。

怒り出す先生。提供:ゆかちんさん

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なんともスカッとする「先生の言葉」に関してを綴ったこの漫画。当時の心境や、今後の活動について投稿者のゆかちん(@yukachin_tanuki)さんにお話を伺いました。



インタビュー

――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?

ゆかちんさん:始めたのは2021年の春頃です。きっかけは二つあり、一つは2020年の私以外の営業が全員男性という職場に転職したのですが、「女性は笑顔でいれば、契約とれて羨ましいな〜笑」とか「ゆかちんちゃんは、女の子だからお土産のお菓子二つあげるね」みたいな悪意のない(むしろ善意の)発言が気になり、でも何もいえず、自分の中でモヤモヤが溜まっていて。そういった仕事のもやもやを表現してみたいと思ったことです。もう一つは、今の旦那のことを漫画にしたいと思ったことです。私はいわゆる「繊細さん」傾向がありますが、旦那は「鈍感さん」で(笑)。よく喧嘩にもなりますが、救われることもあり。それを世の繊細さんと共有したいと思いました。

――施術中のゆかちんさんの心境を教えてください。

ゆかちんさん:それまでは妊娠しても「これまで通り」に働かせてもらえることが、ありがたいことと思っていました。でも、先生のお話を聞いて、妊娠、出産の負担は生物学的にも社会的にもどうしても女性側に寄りがちなのだから、男女間でキャリア形成や価値観が「違う」のが当然であり、それが女性自身にも社会にも認められるべきだと感じました。

――先生はふだんから妊婦さんのことを慮った発言をよくされているのでしょうか?

ゆかちんさん:されてました。例えば、不妊治療って病院も鍼も「生理から何日目」とピンポイントで施術日を指定されることが多いのですが、仕事との調整がストレスで。そんな時に先生は、「できる範囲でやれば大丈夫だから」と励ましてくれて。安心して不妊治療に取り組むことができました。

――今後、インスタグラムではどのような活動をされていきたいですか?

ゆかちんさん:改善傾向にあるとはいえ、まだまだ男性社会の日本において、女性が働きにくさを感じたり、家事や育児の負担が女性によってしまうことはあると思います。そんな女性が「わかるわかる」と共感したり、「私はこう思う」ってコメントなどで発言したりして、少しでも女性が元気になり社会がよくなる漫画と場を提供できればいいなと思っています。

 

妊娠中の女性の大変さを汲み取って、スカッとする言葉で労ってくれた先生。不真面目は言い過ぎかもしれませんが、ある程度気を抜くくらいなら許されますよね☺️

作品提供・取材協力:ゆかちん

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