日本以外の文化や国民性を知ることで、自分の価値観の拡大につながる留学や海外移住。日本とその国の思わぬ違いに驚かされるなんて経験もしばしばですよね。
インスタグラムで活躍されるユキコさんは先日「北欧の洗礼」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
漫画の冒頭で、自身の身長が153cmであることを明かすユキコさん。少々低めではあったものの、日本で苦労することは無かったのだと語ります。
ユキコさん「日本で困ることはなかった」 提供:ユキコさん
しかしデンマークに留学した際、この身長のおかげで思わぬ洗礼を受けることになったのだと言います。その洗礼はというと…?
思わぬ洗礼を受けることに…。 提供:ユキコさん
両国民の身長の違いに関してを綴ったこの漫画。その他の違いに関してや今後の活動について、投稿者のユキコ(@yukiko.norway)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?
ユキコさん:子どものときからどこか不器用な性格で、いろんな葛藤や悩みを抱きながら生きてきました。そして気がついたら北欧に住んでいました。様々な壁にぶつかりながら得られた気づきや学びはきっと自分と似たような境遇の人たちの役に立つかもしれない、そう思い立って、あまりお堅くなりすぎない「漫画」という形でゆるーく発信していくことにしました。
――鏡に届かないとき、どのように対処されていますか?
ユキコさん:家の鏡は自分が見えるように位置を調節しました。ただ、一緒に住んでいるパートナーの身長が195cmあり、153cmの私とかなりの身長差があるので、位置を変える際には少し一悶着ありました。 このことは以前の漫画にも描いています。出先など、鏡の位置を変えれず、かつ背伸びしても届かない場合は、鏡を見ること自体を諦めるしかないですね笑 手鏡が必須です。
――漫画の件以外にも、北欧とアジア圏のちがいを感じることはありますか?
ユキコさん:たくさんあります!!挙げたらキリがないので 鏡ネタと同様、体格差からくる他の違いでいうと、服のサイズ感が違います。北欧でのSサイズが日本でのMサイズと同じ感じです。北欧で服を買う時は少し痩せた気になれます。日本へ一時帰国するたびに、改めて現実を突きつけられます。 あとは、バスや電車の座席が大きく感じます。小柄な日本人にとってはゆったり座れるのでありがたいです。 今ちょうどノルウェー人のパートナーと一緒に日本へ一時帰国中なのですが、身長195cmの彼には日本のバスや電車は小さすぎてしんどいみたいです。吊り革がぶら下がっている棒によく頭をぶつけています。
――今後、インスタグラムではどのような活動をされていきたいですか?
ユキコさん:このまま引き続き、北欧での生活、北欧の人々との関わりを通しての自分の中での気づきや変化などをシェアしていきたいと思っています。 現在は「自己否定こじらせアラサー女が北欧のシャイなクマさんと付き合うまでの話」というタイトルで、私が北欧に飛び出していった経緯、今のパートナーとの出会い、そして彼と付き合うことを選んだ理由、そういった話を連載していっています。 また、今回の一時帰国をとおして、初めての「日本」を体験したパートナー目線による学びや気づきも投稿していきたいと思っています。 作品をとおして、読んでくださった方たちがクスッと笑えたり、癒されたり、なるほどそういう考え方もあるんだなって思ってもらえたり。そんな作品で溢れたアカウントに育てていければと思っています。
平均身長の違いから、鏡が高い位置に置かれていることが多いと語ってくれたユキコさん。みなさんも北欧に行かれる際は、手鏡を忘れないようにしましょう😇
作品提供・取材協力:ユキコ
スポンサーリンク
スポンサーリンク