人によって定義がさまざまな「優しい人」という表現。親切な人や思いやりのある人を指すことが多いですが、優しさとは何か…?と考え出すとすぐには答えは出てこないものですよね。
インスタグラムで活躍される寳榮 夕貴さんは先日「基準が低い話」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
映像制作のお仕事をしている寳榮 夕貴さんは、旧知の仲のPM(プロダクションマネージャー)さんと仲良しなんだとか。ある日、二人の様子を見ていたカメラマンさんに「仲良しですね」と声をかけられました。
カメラマンさんに「仲良しですね」と言われるお二人。提供:寳榮 夕貴さん
するとPMさんは「寳榮さんって優しいんですよ!」と熱弁の姿勢を見せてくれました。うれしいことを言ってくれそうなPMさんにドキッとする寳榮 夕貴さんでしたが、この言葉には続きがあって…!?
寳榮 夕貴さんの優しさを熱弁するPMさん。提供:寳榮 夕貴さん
PMさんの周囲の過酷な環境が垣間見えたエピソードを綴ったこの漫画。当日の心境や今後の活動について、投稿者の寳榮 夕貴(@ yukihoue)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタグラムで投稿を始めたのでしょうか?
寳榮 夕貴さん:2年前にipadを買ったので、せっかくだから使ってみようと思って4コマ漫画を描き始めました。 その時期がちょうどコロナで自粛ムードだったので、人に会う機会が減って普段会社とかで話していた雑談もできなくなってたので、雑談タイムに話そうと思っていた小話を気まぐれに描きました。
――PMさんの発言を聞いたときの心境を教えてください。
寳榮 夕貴さん:その言葉が本当だったらひどい環境だなって思いました(笑) でも、実際はその子はとっても声が大きくて元気で、人気者なので無視されてるとかは無いと思います! ただ、慣れるまで大きな声と勢いに、みんなびっくりしちゃうんですよね(笑)本人にも聞いたら、 「(一緒に遊んでくれるし、悩みを相談してもちゃんと)返事をしてくれる!」って意味だったみたいです(笑)
――実際にPMさんの職場は大変な環境なのでしょうか?なにかエピソードがあれば教えてください。
寳榮 夕貴さん:ご存知かもしれませんが、PMとはプロダクションマネージャーという職業で、CMの制作会社では制作のスケジュールや予算管理にスタッフとの連絡、お弁当の発注などありとあらゆる業務をしているので、なかなか大変なお仕事だと思います。 私はCM制作会社でディレクターとして働いているので、そんなPMの方達に支えられてお仕事が成り立っているので本当に感謝しかないです。 最近はリモートも増えましたが、会社に行くと夜遅くまで働いているPMさんが沢山いて心の中でそっと応援をして先に帰ります。 ディレクターは基本一人なのに対して、PMの人達はチームで動くことが多いので、ワイワイしてて楽しそうでもあります。人がたくさんいるとハプニングも起きやすくなるのでネタが尽きることはなさそうです(笑)
――今後、インスタグラムを通じてどのような活動をしていきたいですか?
寳榮 夕貴さん:これからも今まで通りのんびり描いていけたらなと思います。 本当に気まぐれなので更新はとっても遅いのですが…。 職場とか近所に面白い人が結構いるので、まだ漫画にしてないお話がたくさんあります。笑 今年はもう少し頻度を上げれたらいいなと思います。 日常のすごく小さなお話ばかりですが、楽しんでもらえたら嬉しいです。
以前の職場から度々遊ぶ仲だというお二人。お互いのお仕事の大変さを理解しあっているからこそ、仲良しな関係でいられるのかもしれませんね😊
作品提供・取材協力:寳榮 夕貴
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