人々の健康を守るため、日々活躍している看護師さんたち。過酷な治療に平常心でいられない患者さんもいる中で仕事を全うする彼らの姿に、感銘を受けたことがある方も多いのではないでしょうか?
インスタグラムで活躍されるツナ看。さんは先日「看護師VS患者さん 困った戦隊シリーズ」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
看護師4年目のツナ看。さんは、お仕事をする中で出会ってきた困ったさんをまとめてみたそう。まずは酸素マスクを外してしまう「酸素外し隊」の皆さんです。
苦しいけれど外さずにはいられない「酸素外し隊」。提供:ツナ看。さん
続いて「管を抜き隊」の皆さん。病状によって血管・鼻・口・尿道など管を挿入される場所はそれぞれですが、いずれにしても「抜くときの痛みなんてなんのその」といったご様子。このあとも看護師さんに立ち向かう困った患者さんの紹介が続きます…!
あらゆる管を抜いてしまう「管を抜き隊」。提供:ツナ看。さん
看護師さんの大変さを綴ったこの漫画。漫画を描いたきっかけや今後の活動について、投稿者のツナ看。(@skipjack_tuna_)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画は、どういったことがきっかけで描かれたのでしょうか?
ツナ看。さん:病棟勤務する中で、こういう患者さんがいて大変だった…という経験を絵にしたいなぁと思い描き始めました。いくつか書く内に、カテゴリー化できてしまい、最終的に戦隊モノになってしまいました(笑) その時は大変だったのですが、今ではちょっと笑える楽しい思い出です。
――今後、どういった活動に取り組んでいきたいですか?
ツナ看。さん:看護師は殆どの現場が忙殺されていて、色んなトラブルが同時に起こるので、(表現が悪くなりますが)凄くイライラしたり気持ちに余裕が無くなったりします。でも、SNSでこういったあるあるネタを投稿すると、共感して貰えたり笑顔になりましたと言って貰えることに気付きました。 実際に現場でこの漫画のような場面に遭遇すると困ることが多いのですが、そんな時に『こんなイラストあったなぁ…』ってクスッと笑えてストレスが減らせるようなイラストを少しずつ描いていきたいなぁと思っています。
本当に気持ちが切羽詰まっている時、ストレスで患者さんへの口調が厳しくなったりしてしまうことって正直あるんです。そんな自分にも悲しくなるし、誰もそんな風に働きたくないと思ってます。起こった事実は変えられないけど認識は変えられると思うので、多くの看護師さんが気持ちに余裕を持って働けたらなぁと思います。 今後の活動内容は明確ではありませんが、仕事とイラストの両立が今の課題です。
医療現場の過酷さを物語る投稿でした!私たちの健康を守ってくれる医療従事者の皆さんには頭の下がる思いですね…。
作品提供・取材協力:ツナ看。
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