米や野菜・果物などを育てて市場に出荷する、農家というお仕事。我々の食べているものを生産する側の彼らには、コミュニケーションにおいて「困ってしまう瞬間」が訪れることがあるのだとか…。
インスタグラムで活躍されるゆりつんさんは先日「農家の困っていること」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
ピオーネやシャインマスカットなど、主にぶどうの栽培を手がけているというゆりつんさん。時々「B級品でいいから安く分けてほしい」というお願いをされることがあるのだとか。
「B級品でええけぇ、安く分けて!」 提供:ゆりつんさん
ロスが出ないように、等級に応じてあらゆる工夫が施されているというゆりつんさんの商品。「売り物にならないのを分けて」と言われてしまうと、こんな気持ちになるのだといいます。
等級に応じた金額で買い取ってもらえる。提供:ゆりつんさん
農家さんの「困ってしまう瞬間」に関してを綴ったこの漫画。作品を描かれた思いや、今後の活動について投稿者のゆりつん(@nogyo_challenge)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタグラムで投稿を始めたのでしょうか?
ゆりつんさん:昔から4コマまんがやイラストを描いていましたが、コロナ禍に職を失ったのがきっかけで、スマホで絵を描くことを始めました。 インスタグラムは始めて1年半くらいです。
――今回の漫画はどのような思いで描かれましたか?
ゆりつんさん:農業の苦労話や裏話をまんがにしたら、買う側の方にもいろんな苦労がわかってもらえるかな、と思って描きました。 でも、農業に限らず、こういう「友達だから安くして」と値切ってくる人が多いことが、頂いたコメントやDMでわかりました(笑)
――今後、インスタグラムを通じてどのような活動をしていきたいですか?
ゆりつんさん:インスタグラムでは、こちらの農業まんがのアカウントとは別に、創作まんがや実話まんがのアカウント(@yuritun.comic)があって、どちらも共感してもらえたり、続きが気になる!と言ってもらえるのがとても嬉しいので、これからも楽しんでもらえるものを描いていきたいと思っています。
漫画を通して、農家の切実な思いを語ったゆりつんさん。この投稿には「ホントですよね〜」「カチンときますね」など、多くの共感のコメントが寄せられました。
本編を読むスポンサーリンク
スポンサーリンク
不格好の500gのを「これ形悪いけど安いよ!」って定価で売ったったらええやん。