忙しい日々において、子供の意見をしっかりと聞くことはとても大変なこと。彼らの反抗に対し「いつものことだから」と流してしまうことって、多々ありませんか?
インスタグラムで活躍されるさくらさんは先日、息子くんが塾の勉強をやめたいと主張してきた時のエピソードを公開しました。
あらすじ
ある日、塾での勉強を終えて家に帰ってきた息子くん。習っている英語と国語の科目のうち、国語を履修するのをやめたいと主張してきたのだといいます。
息子くん「国語辞めたい」 提供:さくらさん
いつもの「辞めたい病」だろうと判断し、話を逸らそうとしたさくらさん。しかし、息子くんは30分経っても主張をやめず…。
30分経っても主張を続ける息子くん。提供:さくらさん
子供とのコミュニケーションで反省した経験を綴ったこの漫画。当時の心境や今後の活動について、投稿者のさくら(@sakura_222821)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタグラムで投稿を始めたのでしょうか?
さくらさん:2023年2月から始めました。インスタは3年前からずっといろんな方の育児絵日記を拝見して、笑ったり共感したりしていました。うちも3人男子なので、絵日記変わりに描いてみたいと思い、始めました。
――息子くんから理由を聞いたときの心境を教えてください。
さくらさん:次男はまだ小4で中間反抗期真っ只中。疲れて、怒って帰ってくることもしばしばあるので、怒っているときは、辞めたいとかそんな後ろ向きの発想になってしまいがちなので、何を言っても聞かないんです。ですが、30分くらい泣いて心が落ち着いてきて、嫌だった理由を明確に伝えてくれたのは、かなり成長を感じました。そして、私もイライラと感情的にならず(笑)、理由を聞けたのは、すごく有意義な時間に出来たと思いました。反抗期の次男が、私の提案を肯定的に受け止めることが出来たことも涙が出るくらい嬉しかったです。
――このエピソードによって、息子くんとの接し方について変化や影響はありましたか?
さくらさん:あのあと公文に行って、今のところ怒って帰ってくることはなくなりました。私の提案を、素直な気持ちで受け止めることができたのは、かなり心が成長している証拠だと思います。以前は、人の話なんて怒ってるときに聞けなかったので…。私も今後、後ろ向きな発言を次男がしても、ないがしろにせず、彼の意志を尊重しながら、話を聞くように心掛けていくつもりです。
――今後、インスタグラムを通じてどのような活動をしていきたいですか?
さくらさん:今は、事務のお仕事をしながら描いているので、毎日更新は出来てないですが、これからも、育児絵日記を楽しく描いて、色んな方と交流出来たらいいな、と思っています!
息子くんの「嫌の理由」を掘り下げることで、お互いに納得できる着地点を見つけることができたさくらさん。「話を聞く」ということの大切さを、改めて認識させてくれる印象的なお話でした。
作品提供・取材協力:さくら
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子にこんな想いさせてまで強制する習い事に意味ってあるのか。
そんなことより好きなことを見つけて集中させることが大人になって我が身を助けることになる。今の世界を見てつくづく思う。子どもの未来とはなんなのか。