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メタバースとリアルをつなぐイベント 「αU spring week 2023」がすごかった!

コロナ禍でのローンチにより大きな話題となった「バーチャル渋谷」や、リアルとバーチャルを連動させた「デジタルツイン渋谷」など、都市体験の拡張に取り組んできたKDDI。彼らが考えるメタバースとは、「もうひとつの世界」ではなく「もう、ひとつの世界」なのだとか。つまり、リアルとバーチャルの垣根を超えて自由に行き来しようということ。

メタバース・Web3サービスプラットフォーム「αU

そんな世界を体現できる新たなサービスが、KDDIの「αU(アルファユー)」。このアプリをダウンロードすると、メタバースのプラットフォーム「αU metaverse」に入ることができる。そこには「バーチャル渋谷」や「バーチャル大阪」といった世界が用意され、アバターになって自由に街やイベントを行き来することができる。しかも「マイルーム」という自分だけの部屋も用意されていのだ。今後は、そこに友だちを招待する機能も追加されていくとか。

その他、360度・自由視点で音楽ライブなどが楽しめる「αU live」、NFT(デジタルアート作品)などが購入できるマーケットプレイス「αU market」、購入したNFTや売買時に使用する暗号資産の管理ができる「αU wallet」、実店舗とバーチャル店舗を連携させた「αU placeといったWeb3を象徴するサービスも完備。アクセスしてすぐに、未来の生活を味わうことができてしまうのだ。



リアルとバーチャルをつなぐイベント「αU spring week 2023

そんなメタバース・Web3サービスプラットフォーム「αU」を提供するにあたり開催されたのが、「αU spring week 2023」。202338日~12日に開催されたこのイベントは、まさにリアルとバーチャルを行き来しながら楽しめるものとなった。今回の主なターゲットは、未来のカルチャーを作っていくであろうZ世代でもある。

Hz-Shibuyaでは、次世代アーティストたちが登場

宇田川町にあるイベントスペースHz-Shibuyaでは、期間中にリアルイベントがおこなわれた。

 

10代を中心に絶対な人気を誇る、性別を超越した存在のとうあ。20歳のリアルな気持ちを語ったトークショーに、ファンの眼差しも真剣そのもの。ここではメイクやファンに対するこだわりも披露した。また、1st.フォトブック『何者』の世界観が体験できる「マイルーム」をリアル会場とメタバース会場の両方で展示。トーク中には「αU metaverse」の世界に入ってのルームツアーも敢行し、「バーチャルの中に入っているのって新感覚! すごい楽しい」ととうあの興奮も伝わってきた。

キュートな世界観と、歌とラップを織り交ぜた楽曲&ダンスで話題の吉田凛音。彼女はアーティスト名をRINNEEEに変更したばかり。イベントではラップを披露しながら登場し、新曲「Shut Up」と「文句Boo:を含む6曲を披露。Mono Koyamaや、新曲「文句BOO」をプロデュースしたいつかも飛び入りするなど、楽しい時間となった。

「日本一うるさいモデル」としてテレビでも人気のロイ。TikTokでのライブ配信をしながらハイテンションで登場した瞬間、会場もヒートアップ。彼にとって初のリアルライブだったこともあり、「絶対成功させたくて、前日、友達とのお泊り会でもずっと歌っていた!」と、この日のために猛練習したと告白。ライブ後は、フォトブースでのツーショット撮影をおこなうなどファンとの交流も楽しんでいた。

水曜日のカンパネラのMV「エジソン」で話題の「足ダンス」で知られる、世界的ダンサーのMiyu。今回は座るだけであの映像が撮影できる「エジソンの部屋」も特別展示された。それを見たMiyuは「再現度めちゃめちゃ高くてびっくりしました!」と大喜び。「足ダンス」のワークショップもおこなわれ、会場全体が一体になるイベントとなった。

今後の活躍に期待のかかる、ガールズ・アーティスト&クリエーターによるコレクティブ集団bala1stシングル「baria」をリリースしたばかりの彼女たちは、リアル会場での「マイルーム」展示やライブのみならず、バーチャル会場でもアバターとなってライブを披露。個性を活かしたヴィジュアル&ステージングは、まさに次世代アーティストだ。

話題のアーティストたちによるマイルームも展示

Hz-Shibuyaでは、BE:FIRST、花譜、水曜日のカンパネラ、とうあ、balaと、5つアーティストによる「マイルーム」も展示された。

BE:FIRSTのルーム「Boom Boom Baxk Touch & Try」は、新曲「Boom Boom Back」を「αU Live」で体験できる仕掛け。渋谷の交差点をジャックした、世界でここでしか見られないパフォーマンスにファンは感激。タッチパネル操作しながら、縦横無尽な視点でライブを楽しんだ。

バーチャルシンガー花譜のルームは、彼女の奇跡をたどる「花譜観測所」。2nd.ワンマンライブ「不可解弐Q1」で歌った「糸」を、360度・自由視点で鑑賞できる「αU Live」体験を提供した。

水曜日のカンパネラのルームは「エジソンの部屋」。こちらは、大ヒット曲「エジソン」のMVで話題の「足ダンス」シーンを再現できる展示となった。ルーム内にある椅子に座るだけで、足ダンスを踊っているような動画を撮影できる驚きの仕掛けだ。

とうあのルーム「何者」。1st.フォトブック『何者』の表紙を完全再現したルームの中央には、一緒に写真を撮れる等身大とうあが置かれた。

balaのルーム「balallel-world」。メンバーそれぞれの世界線を繋いだルームでは、「αU live」を使った楽曲体験ができるだけでなく、リメイクやDIYなどを盛り込んだ新世代のギャルを体現できる仕掛けが用意された。

αU metaverse」バーチャルイベント

バーチャル空間では、アバターを使いながらそこでしか作れないステージを各アーティストが披露。お客さんもアバターとなって会場を盛り上げた。

人気VTuberの獅子神レオナによる音楽ライブは、すべてオリジナル楽曲で構成されていた。それだけに、レーザーなどの照明も曲に合わせて完全に同期。参加したファンもサイリウム片手にステージを盛り上げていく。ライブ後は、獅子神レオナと同じ空間でトークでき、記念撮影も楽しめるミーグリもおこなわれた。

バーチャル空間でのbalaのライブは、クルーメンバーであるKANOがデザインしたキャラクター「BI」がアバターとなった。デビュー曲「bala」に合わせて、ファンもサイリウムを振りながら、一緒にダンスをするなどみんなが自由に楽しんでいた。

水曜日のカンパネラもバーチャルライブを体験。アバターになった詩羽が、「ティンカーベル」「エジソン」「バッキンガム」など人気楽曲を歌い上げた。歌詞が空間に浮かび上がったり、絵本風のセットがステージに浮かび上がったりと、バーチャル空間ならではの演出は大興奮。ミーグリもおこなわれ、ファンからはライブの感想が次々と寄せられた。アバターとしての交流に、詩羽も楽しんでいるようだった。

NFTでの作品購入や限定グッズ販売も

HZ-Shibuyaでは「αU atelier」というエキシビジョンも。ここでは、Z世代が注目するイラストレーター、雪下まゆ・ヨシフクホノカ・バウエルジゼル愛華の3人による描き下ろし作品を展示。彼女たちは、リアルとバーチャルがひとつになった日常を、個性豊かなイラストで表現した。それらすべての作品はNFTとして購入できるほか、ここだけの限定グッズも販売された。

TRUNKでは、Z世代を牽引するアーティストの雪下まゆが、αUのコンセプトビジュアルとして描き下ろした3作品を展示。αUのコンセプト「もう、ひとつの世界。」を、リアルとバーチャルがひとつになった日常を生きる若者の姿を通して表現した。

実店舗のスタッフが接客してくれる、バーチャルショップ!?

イベント期間中、渋谷パルコ5Fのアパレル店舗「Luis/EX/store(ルイスイーエックスストア)」がバーチャル空間に出現。バーチャル空間からアバターとして来店すると、実店舗のスタッフが接客をしてくれる不思議な体験。2023年夏より本格始動する「αU place」の世界を一足先に体験できる機会となった。

「これからはメタバースの時代」と言われても、いまいちピンとこない人も多いかもしれない。しかし、バーチャル渋谷のような実際にある街から体験をスタートすると、その全容も把握しやすい。逆に、リアルな街での体験がバーチャル世界で生きてくることも。「αU spring week 2023」は、メタバースとリアルは地続きでつながっていることがわかるイベントだった。

「αU」では、日々サービスを拡充中!

αU Wallet(アルファユーウォレット)」

「αU」が展開するアプリ、「αU Wallet」はただのウォレットアプリではない。ブロックチェーンやNFTなど、昨今耳にすることが多くなった「Web3(ウェブスリー)」と呼ばれる世界へ簡単かつ安全に参加できる国内発の暗号資産ウォレットだ。

大手通信キャリアに先んじてKDDIがローンチしたこのウォレットは、なんと法定通貨である日本円でNFTを購入できてしまう。そして、購入したNFTは自動的にpolygon(ポリゴン)ブロックチェーンに対応し管理され、MATIC(マティック※polygonブロックチェーンで流通する暗号資産の呼称)の送金・入金も可能となる。さらに今年上半期中にはイーサリアムなど、複数のブロックチェーンへ対応予定とのこと。

なお、同社のウォレットには、バックアップ機能やフィルタリング機能なども用意され、暗号資産をハッキングされたりするのではないかというユーザーの不安も解消しており、テック感度の高い人々だけでなく、初心者にとっても利用しやすいUXを実現している。

https://web.wallet.alpha-u.io/static/guide/beginner.html

αU Market(アルファユーマーケット)」

さらに、「αU Market(アルファユーマーケット)」では、リアルで使える特典を備えたNFTを購入できるマーケットプレイスを提供。先に述べた「αU Wallet」に接続することで、簡単に欲しいNFTを購入することができる。「αU Market」では”クリエイターファースト”を掲げ、クリエイターやアーティスト、そして彼らのファンに還元することを目的に、NFT商品を多数取り揃えている。

3月7日のサービスローンチ時には、国内最大級のファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン2023」とコラボレーションを行い、Designer's NFT(2023年3月末までの期間限定)を販売。対象のNFT購入者には、NFTが証明となるファッションショーへの招待権や、デザイナーのNFT作品がプリントされたTシャツが手に入る特典を用意した。

他にも、渋谷エリアの飲食店と国内有数のNFTプロジェクト「soudan NFT」がコラボしたNFTを販売。このNFTを対象店舗に持っていくと、NFTの購入額分の割引を受けることができてしまう。NFTという言葉が先行して世の中に浸透する中、”飲食店の割引”という慣れ親しんだ特典は、初心者にとって安心かつ魅力的なのではないだろうか。ぜひ初めて手にするNFTとしてお勧めしたい。

https://market.alpha-u.io/

その他、au Design project発のNFTストア「αU dotadp」にも注目。MoMAの永久収蔵品になっているINFOBAR(デザイン:深澤直人)や、前衛芸術家の草間彌生氏とコラボした携帯電話など、数々の名作を生み出してきたau Design project。今後は、デザイン、アート分野に特化したNFTを取り扱い、Web3 / AI/ メタバース時代にふさわしい新たなデザイン・アートシーンの創造を目指すという。

メタバース時代に向けて本格始動したことがわかるKDDIの各サービス。早めに取り入れることで、あなたも次世代のインフルエンサーになれるチャンスだ!

 

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