違った国同士の親から生まれる子供、ハーフ。何かと華やかなイメージを持たれがちな彼らですが、それゆえの大変さも持ち合わせているのだとか…。
インスタグラムで活躍されるくまこさんは先日「日本でハーフの子どもを育てて気づいたこと」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
オーストラリア人の旦那さんと国際結婚をしたくまこさん。その苗字から、初対面の人に「旦那さん外国人なの?」と尋ねられることがあるのだといいます。
女性「旦那さん外国人なの?」 提供:くまこさん
子供の話になると「お子さんハーフだから絶対可愛いでしょ?」と、断定されてしまいがちだと語るくまこさん。そしてさらに…。
女性「ハーフだから絶対かわいいでしょ?」 提供:くまこさん
日本でハーフの子供を育てることの大変さに関してを綴ったこの漫画。その他日本で感じた「先入観」の話や今後の活動について、投稿者のくまこ(@kumako.world)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタグラムで投稿を始めたのでしょうか?
くまこさん:次女がまだ赤ちゃんの時に他のインスタグラムで子育て漫画や英語の勉強、海外生活情報を投稿してる方をみて私も自分の体験をシェアしていきたいと思ったのがきっかけです。
――ハーフのお子さんを育てるにあたり、工夫していることや気を付けていることなどがあれば教えてください。
くまこさん:「ハーフだから」や「〇〇人だから」、「女の子だから」という言葉は出来るだけ使わないで、その子自身の特性を大切にしていきたいな、と考えています。
――投稿したエピソード以外に「ハーフに対する先入観」を感じた経験があれば教えてください。
くまこさん:自分が初めて親になってみて想像していたよりも「ハーフだから」「ハーフなのに」と言われることが多くてビックリしました! 妊娠中から言われて複雑な気持ちになることも。 メディアの影響でハーフ=バイリンガルでモデルみたいな人というイメージが強いのかもしれませんね。 言ってこられる方も悪気はないので難しいですがその言葉が知らず知らずのうちにハーフの人達のプレッシャーになることも知ってもらえたらありがたいです。
――今後、インスタグラムを通じてどのような活動をしていきたいですか?
くまこさん:私自身、英語が全く話せない所から英語が話せるようになって世界が広がりました! なので自分の経験をシェアして「英語って楽しいな」、「文化の違いって面白いな」と思ってもらえら嬉しいです♪ 最近オーストラリアに引越しもしたのでまたオーストラリアの情報も発信していきたいです!
多くの人が持つ「先入観」によって、ハーフのハードルの高さを思い知らされているというくまこさん。多様性を重んじる現代において「ハーフだから」「ハーフなのに」と勝手に区分してしまうのは、少々時代遅れかも知れませんね🤔
作品提供・取材協力:くまこ
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