みなさんには「不思議な偶然に助けられた経験」はありますか?何の気なしに行ったこと・行わなかったことが、その後の顛末に大きな影響を与えることって、人生において何度かあるものですよね。
インスタグラムで活躍される山口千恵さんは先日「不思議な話」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
家にいるのがいつも以上に心地よく感じ「一歩も外に出たくないわ」と室内でくつろいでいたある日のこと。歩いて5分のスーパーに立って行きたくないと思うほどに、その日は家でマッタリしたかったと語る山口千恵さんですが…。
山口千恵さん「イッポも外に出たくないわ」 提供:山口千恵さん
夕方、山口千恵さんの元に一本の電話が。「本日は大変申し訳ありません!」から始まったその内容は、驚くべきものでした…。
電話相手「大変申し訳ありません!」 提供:山口千恵さん
不思議な偶然に助けられたお話を綴ったこの漫画。当時の心境や今後の活動について、投稿者の山口千恵(@woman50_ok)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタグラムで投稿を始めたのでしょうか?
山口千恵さん:描かない期間がありましたが、4年ほど前から投稿を始めました。 始めたキッカケは、長い間不調だったときの体験を含め、年齢とともに変わってくる心身への不安や戸惑いは、きっと自分だけじゃないはずだから「ね、こんなオバサンもいるから大丈夫だよ」と思ってくれたらいいなということ。見た人が「自分だけじゃないんだ」なんて思ってくれたら嬉しいです。 また、漢方養生の講師もしているので、なにか身体にいいことも伝えて いきたいとも思っていました(今の所は、ほとんど日常の話で漢方には 触れていませんが、笑)
――ガス爆発のお話を聞いたときの心境を教えてください。
山口千恵さん:ガス爆発の話を聞いた時は、とにかくスッカリ約束を忘れていたことへの焦りが先にあったので「忘れてた、どうしよう~」でしたが、数秒後に「え?爆発??」っとなり、ことの重大さに気が付きました(笑)「こんな偶然ってあるの?」と混乱しましたが、「事件のお陰で私のチョンボが チャラになってほっとした」というのが最終的に行き着いた心境です。
――今回のエピソード以外にも、いわゆる「虫の知らせ」を感じたことはありますか?
山口千恵さん:「虫のしらせ」は、祖父が亡くなる時にもありました。 遊びに出かけようと思って車に乗ったら、なんとなく「祖父の病院によってから出かけよう」という気持ちになり(その当時、祖父はがんで入院していた)病院へ向かいました。 すると、遠くの親戚も丁度お見舞いに来ていたので、みんなで少し話をして帰ろうと駐車場まで行ったのですが、何故かまた急に「戻らなくては!」と感じて、祖父の部屋まで戻りました。すると祖父の様態は急変していて病室がざわついていまいした。 不思議なことに、さっき帰ったはずの遠くの親戚も戻ってきていて「なんだが戻ったほうがいいような気持ちになって戻ってみたら、こんなことに。。」と言っていまいました。 結局、その日に祖父は亡くなりましたが、これも虫の知らせだったのでしょうか。 (ちなみに、怖い話もあるので描くつもりですので、また見てくれたら嬉しいです!)
――今後、インスタグラムを通じてどのような活動をしていきたいですか?
山口千恵さん:今後、インスタを通じて活動していきたいことは、
・かっこ悪いことや恥ずかしいことも全部ぶちまけてこのエッセイを書き続けること。
・このエッセイを通して、私が今年から始めた*「山口集会場」を色んな人に知ってもらえるきっかけも作っていけたらなとも思っています。 (*年齢に負けないこれからの自分を整える「大人集会場」のことです。リンクはこちら)
・私は猫と仏像が好きなので、この二人を主人公にしたコミック漫画も描きたい。
・施設に入って一人残された猫とのつながりを描いたコミックエッセも描きたい。
と、色々活動したいことがいっぱいです!
「家に居たい」という強い思いによって、爆発事件に巻き込まれずに済んだ山口千恵さん。不思議な偶然って、身近に起きうるものなんですね…🤔
作品提供・取材協力:山口千恵
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