育児をしていると、どうしても「できた母親」像を自分に押し付けてしまいがち。しかし、少しペースを落として周りの人に頼ってみることも大事かもしれません。
インスタグラムで活躍される寒いねさんは先日「上手く行かない日」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
旦那さんが不在だったある日、寝しぶりが酷くいつもより遅い時間にお昼寝をした息子くん。入眠してから1時間半ほどで目覚めてしまった彼は、すこぶる機嫌が悪い様子で…。
泣き続ける息子くん。提供:寒いねさん
抱っこをしても、ご飯を与えても、ずっと泣き続けた息子くん。閉塞感を堪えきれなくなった寒いねさんは、藁にもすがる思いで自身のお母さんに電話をかけたのでした…。
お母さんに電話をかける寒いねさん。提供:寒いねさん
お母さんのアドバイスに救われた経験を綴ったこの漫画。作品を描かれた思いや、その後の育児への向き合い方の変化について投稿者の寒いね(@samu_ine_7)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか?
寒いねさん:端的にいうと、自分への戒めです(笑) どんどん息子とコミュニケーションを取れるようになってきてる!と思い込んでいた自分の、キャパの無さを久々に痛感した出来事だったので。 今後も、上手く行く日々の中でもあまり付け上がらないように…という思いを込めて漫画にしました。
――お母さんにアドバイスを受けてから、育児への向き合い方に変化はありましたか?
寒いねさん:こうしなきゃいけない!は、時として自分も子供も苦しめるんだなと思うようになったことです。 毎日の流れは大事ですけど、たまには全部無視して一緒に遊んだり寝たりすることも大切なんだな、と思うようになりました。
――漫画にしたエピソード以外にも、お母さんから学ばれたことがあれば教えてください。
寒いねさん:母はもう数十年保育士をしているので、学ぶ事ばかりです。 とにかく母は、子供を叱ることはあっても絶対に怒らない。なかなか真似しようとしても出来ないことなんですが、少しでも近付けるようにそこは意識するようにしてます。
的確な状況判断で、息子くんの思いを瞬時に突き止めた寒いねさんのお母さん。一人で悩まずにとりあえず誰かに相談してみるという姿勢も、育児において大切なことの一つかも知れませんね。
作品提供・取材協力:寒いね
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