さまざまなタイプのお客さんを相手にする接客業。そのお仕事をしていなければ出会うことのなかったであろう人と遭遇して貴重な経験をされたことのあるという方も多いのではないでしょうか?
インスタグラムで活躍されるナムルさんは先日「元雑貨屋店長による接客業あるある言いた~~い!」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
雑貨屋さんで店長を勤めていた経験をもつナムルさん。接客業あるあるの1つ目には、店頭での声掛けでもよく耳にする「語尾が上がる独特な発声方法になりがちなこと」を挙げました。
語尾が上がる独特のイントネーションはアパレルあるある。提供:ナムルさん
あるある2つ目は「プライベートで良いお客様になること」。あらかじめ決済準備をしてからお会計に臨み、店員さんがレジを打ちやすいよう商品のバーコードを向け、聞き取りやすいようハキハキと応答、そしてお礼の言葉も忘れません。
このあとも接客業をしていた方なら「あるある!」とうなずきたくなる項目が続きます!
店員さんがお仕事をしやすいように対応するナムルさん。提供:ナムルさん
接客業経験者ならではの「あるある」を綴ったこちらの投稿。投稿者のナムル(@moyashi.namuru)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めましたか?
ナムルさん:雑貨屋店長2年目の秋にうつ病になり仕事を辞めた際に自分の時間ができたことや、もともと絵を描くことが好きだったこともあり、彼氏に勧められてインスタでエッセイを描きはじめました。
――雑貨屋さんの店長時代、最も印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
ナムルさん:リーズナブル寄りの雑貨屋で勤務していたのですが、いかにもセレブって感じの老夫婦がご来店されたときのことが印象に残っています。服装も言動もすごく上品な方たちで「こういうお店初めて来たんだけど…お安くて便利な商品がたくさんあって驚いちゃったわぁ」とわざわざ声をかけていただいて、すごく嬉しかったのを覚えています。最終的に「セレブもこんなの使うの!?」と思うような便利グッズを何点もご購入され「友達にもおすすめしておくわね」とルンルンでお帰りになりました。セレブの雑貨屋デビューに立ち会えて光栄でしたね。
――「お昼の情報番組で紹介されたあの商品」のようなリクエストは、最終的にどのように解決されるのでしょうか?
ナムルさん:このようなリクエストはパートさんに任せるのが最強でした。「それ昨日のヒルナ●デスじゃない?ウチの商品特集やってたからきっとそれよ〜!」と自信満々に教えてくれるのですが、ほとんど正解でしたね。本当に主婦さんのリサーチ力には脱帽です…。
――今後、インスタグラムではどのような活動をされていきたいですか?
ナムルさん:日常の出来事とか店長時代の話とか女装が趣味な彼氏のこととか…色々なことをエッセイにして発信していきます!インスタ始めたばかりなのでぜひフォローしていただけると嬉しいです!有名人になりたいッ……!
少しのヒントから正解を導き出すことのできるパートさん、最強ですね…! 接客業の大変さはもちろんですが、そのやりがいも伝わってくる投稿でした😊
作品提供・取材協力:ナムル
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