一度にさまざまなメニューを聞き取らなければならない飲食店において、店員さんが受注のミスしてしまうこともしばしば。そんなとき、みなさんならどういった態度を取ってもらえたら納得できるでしょうか?
インスタグラムで活躍される稲(いな)さんは先日「ミスがあった時の対応」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
ある日、旦那さんと二人で飲食店で食事をしていた稲さん。食事の終盤で、最初に頼んだサラダがまだ来ていないことに気がつくのですが…。
店員さんに確認。提供:稲さん
店員さんに確認してみたところ「サラダですが、あと5分でできます」との回答が。その対応に関して、二人は各々の意見を交わしあうのでした。
店員さん「あと5分でできます」 提供:稲さん
意見が分かれる「店員さんの対応」に関してを綴ったこの漫画。作品を描かれた思いやフォロワーさんの反応について、投稿者の稲(@inasan_mainichi)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか?
稲さん:外食した際に、双方別店舗ですが、二度ほど注文の食事が来なかったことが続きました。その二店舗で両方同じ対応をされたのです。 私は飲食店でバイトをしていた際、ミスをした時など正直にお客様に伝えて謝っていました。その方が、働いている自分としても謝ることで気持ちがスッキリできるからです。過去にそれでトラブルになったこともなかったため、ミスの時は素直に謝罪し、どのようにリカバリーするか丁寧に説明することが一番いい対応だと思っており、このような対応に疑問を持ちました。そうした中、夫と議論が広がったので、漫画にしてみました。
――旦那さんの解釈を聞いたときの心境を教えてください。
稲さん:私としては、人間はミスをするものなので「怒る」という発想にならなかったのですが、世の中には怒る人がたくさんいるという夫の見解になんとも言えない気持ちになりました。ただ、従業員を守る意味でもその言い方をしているんだろうと思った時に、腑に落ちた気持ちにもなりました。
――フォロワーさんからはどのような反響がありましたか?
稲さん:一品だけ遅れた時、キャンセルするという手段があるという意見も多くありました。 (今回の私のケースでは、どうしても食べたかったものがこなかったので、キャンセルするつもりはなかったのですが、私もキャンセルには大賛成です) ただキャンセルするにしても、忘れていましたと言ってもらったほうがキャンセルしますと言いやすいな、と感じます。 また仕事上、ミスを謝罪してしまうと大きなトラブルに発展する職種の方は、「謝るな」と指導を受けているというコメントもありました。 オーダーを忘れていたということを、キッチンに言えなくて、「新規でオーダーをもらいました!」と伝えて自分のミスを隠蔽したのではないか、という推理をしてくれた方もいました。
ミスを素直に認めることは大事なことですが、確かに認めることで過剰に従業員を責めてしまうお客さんも一定数いそうですよね🤔みなさんの身に同様の事態が発生した時、どんな対応なら納得できますか?
作品提供・取材協力:稲(いな)@エッセイ漫画
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