「一人暮らしでは猫の里親になれない…」→諦めなかった女性の《愛猫と出会うまでの話》にグッときた

私たちの心を癒してくれるペットたち。しかし、命を預かるという決断をするにあたりそれ相応の覚悟をされたという方も多いのではないでしょうか。

インスタグラムで活躍されるはまかぜ こんぶさんは先日、猫の里親になったとうきのエピソードを綴った漫画を公開しました。

あらすじ

現在、愛猫・みちるちゃんと共に暮らすはまかぜ こんぶさん。猫の里親になることに憧れていた当時「一人暮らし不可」という条件に悩まされていたのだと言います。

一人暮らしだと里親になれない…。提供：はまかぜ こんぶさん

それでも諦めきれなかったはまかぜ こんぶさん。勇気を振り絞って参加した猫の譲渡会でスタッフさんに声を掛けました。
「猫の里親になりたくて」と訴えるはまかぜ こんぶさんに、スタッフさんは…？

はまかぜ こんぶさん「猫の里親になりたくて…！」。提供：はまかぜ こんぶさん

猫の里親になりたいという夢を追いかけ続けたエピソードを綴ったこちらの漫画。投稿の経緯や詳細について、投稿者のはまかぜ こんぶ（@hamakaze_kombu）さんにお話を伺いました。

インタビュー

――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか？

はまかぜ こんぶさん：なにげなくSNSを見てると、猫を飼いたいひとり暮らしの方の書き込みにいくつか「断られるだろうと思って譲渡会に行けない」という内容がありました。 今回の漫画は、「断られることも多いけど、運命のコとの出会いに繋がるヨ！」ということを伝えたくて描きましたー！
もともと漫画家として、自分の愛猫をマンガとして描きたいッという気持ちがありました。 猫をまだ飼っていない人にも伝わるかな？と思い、愛猫みちるとの出会いの話を描きました。

――一人暮らしで猫を暮らすには、どのような心構えが必要だと思われますか？

はまかぜ こんぶさん：「猫のために自分の生活を変える覚悟」かなー、と思います。 例えば…たまに通院や大規模な掃除で休日まるっと1日、お世話で潰れてしまう時もあります。 加えて、お世話していても、思ったほど懐いてくれない子もいます。 猫のため環境を整えるお世話全体を「猫さまに愛を伝える行為」と思えるといいですね。

――みちるちゃんを選ばれた理由を教えてください。

はまかぜ こんぶさん：他の子と比べて、クレバーなところがカッコ良かったからです。 初めて会った時、小柄な母猫の後ろで警戒していた他の兄妹たちとは違い、冷蔵庫上の安全圏から私を観察していたことにシビれました！ あと眉目秀麗なところ…。
私のなかで、事前に決めていたのは「オス猫の、短毛のコが良いかなぁ」ということでした。その条件に合っていたことで、みちるをお迎えしました。

「保護猫団体からの信用を得るコツは、正直に話すことでした。」と語るはまかぜ こんぶさん。こんな素敵な熱意をもってお迎えされたみちるちゃんはとっても幸せ者ですね😊
作品提供・取材協力：はまかぜ こんぶ