憂鬱気味なら読んでほしい…！「他人と信頼関係を築けない理由」ってコレかも？

人と関わるのって楽しいことばかりではないですよね。多種多様な人が生きる現代社会において、特定の誰かと深い関係性を築くことが怖いと感じる方も多いのではないでしょうか？

インスタグラムで活躍されるけろちゃんさんは先日「人間不信」というタイトルの漫画を公開しました。

あらすじ

自身を「人間不信」だと語るけろちゃんさん。「人と目が合ったとき」「前から歩いている人が自分を避けてくれたとき」「自分のことを見られていると思ったとき」など、自分が他者に認識されることが苦手なのだといいます。

「自分」を認識されることを避けるために人を避けてしまう…。提供：けろちゃんさん

そんなけろちゃんさんですが、人が嫌いなわけではありません。人と関わることが苦手なけろちゃんさんの本当の気持ちとは…。

嫌いとかそんなんじゃなくて…。提供：けろちゃんさん

自身の「人間不信」の本質に迫ったこちらの漫画。投稿の経緯や詳細について、投稿者のけろちゃん（@kerochan_manga）さんにお話を伺いました。

インタビュー

――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか？

けろちゃんさん：私は子どもの頃から人間不信で、ずっと漠然と感じてた"人間不信"を何でもいいから形にしてみたくて描いてみました。

――ご自身が「人間不信」になってしまったのはどうしてだと思われますか？

けろちゃんさん：根本的な原因は子ども時代の環境や経験の影響かなぁって思います。 子どもの頃から自分を守ってくれる大人がいなかったので、常に気を張っていた印象があります。

元々子どもの頃から人間不信で、大人になって社会に出て、社会に揉まれていって余計に人間不信に拍車がかかりました。 社会に出たらなおさら気を張るようになった気がします。 私の子ども時代って感情むき出しでぶつかってくる人（子ども・大人に限らず）とよく巡り合ってたんですけど、大人になったらそういう人はほとんど減りました（笑） でもその代わり表面上は取り繕ってて、心は何考えてるか分からないなぁって人が多いなぁって思いました。

「 これが社会…これが大人… 絶対信用できん！！！！！」って余計人間不信が加速しました。

――人と関わるとき、けろちゃんさんが気を付けていることや工夫していることがあれば教えてください。

けろちゃんさん：いい意味で「人に期待しない」ことは意識しています。 期待するのは自分だけにするように…って…。 昔は相手に期待して、無意識に見返りを求めてしまっていました。 自分の思った結果にならなくて常にイライラしてて。 そんな風に相手のペースで生きていた時期がありました。 （今思えば相手の方にイライラモードで接してたし、嫌な気持ちにさせて申し訳ない・・・と反省。）

でも人に期待しなくなったら、「自分の人生生きてる～～～」って少しづつ思えるようになった気がします。 人の行動や気持ちを変えることはできないですし…寿司・・・ でも自分の行動や気持ちは変えられるので…！

特定の誰かと関係を構築し、さらに継続させていくのって実はとても大変なことですよね。人との関わり方について今一度考えさせられる投稿でした。
作品提供・取材協力：けろちゃん
ブログ：けろちゃんのポンコツ日記