発見の可能性は宝くじ並み！？東京都内に一台だけ存在する「幻のタクシー」とは？

現在、お笑い芸人の麒麟：川島さんのツイートがきっかけとなり、あるタクシーが話題を読んでいます。

仕事が終わってタクシーに乗ったら運転手さんが「お疲れ様」といって温かい缶コーヒーをくださった。 その優しさに驚いていると運転手は「このタクシーはね、知る人ぞ知る幻のタクシーって言われてるんですよ」と言いさらにうまい棒と飴もくれた。(続く)

— 川島明 (@akira5423) January 13, 2015

どうやら、無料でコーヒーや駄菓子を配っているおもてなしタクシーが都内に存在するみたい。

なんと車内は駄菓子だらけ！しかも、全て無料で貰い放題らしい！

幻のタクシー乗車なう！！！！うまい棒！アメちゃん！リッツ！コーヒー！運がいい！ pic.twitter.com/aHNNWGoDM9

— アスカMeshibeholic募集中！ (@asukaborderland) 2014, 8月 3

更に更に、コーヒーだけじゃなくリポビタンDも貰えるみたい！

幻のタクシーというタクシーに乗ったなうwww すごい。おじさんも良い人。 心が癒されますわ。 駄菓子とリポDとかサービスでもろた。 がんばろ（；＿；） pic.twitter.com/A6pcjQa2ma — 永江理奈@1/30渋谷スターラウンジ (@xrinasunx) 2014, 8月 27

駄菓子を配っているだけでも凄いですが、そこそこの値段のするリポビタンDまで配っているとは・・・

このタクシーに乗ってみたい！でも、遭遇率は宝くじ並み？

このタクシーの存在を知りネット上では「ぜひ乗ってみたい！」という声が多数挙っています。
しかし、都内には約4万台ものタクシーが存在しており、もし適当に都内でタクシーに乗車して、それが件のタクシーである可能性は宝くじに当選するほどの確率だとか。

そこでツイートを調べてみたところ、目撃情報は渋谷周辺が多いみたいです。

最近タクシーについているらしい☆渋谷から『幻のタクシー』に乗りました♪４０万分の１だって（つまり１台のみ）。初乗り６６０円、乗っただけでうまい棒２本もくれて、さらにうしろには大量の飴ちゃん（自由にとってよい）。降りるときもサクマドロップ１缶まるままくれました＾＾ — tennjan (@tennjan) 2011, 10月 2

渋谷〜恵比寿間でさくまドロップ、うまい棒２つ、ぬいぐるみをもらった。なんだこのタクシー！！！ — 谷口達彦 (@tatsuhiko715) 2010, 5月 3

そして、真偽は定かではありませんが、運転手の方は「田代さん」という名前みたい。

幻のタクシー乗車！知る人ぞ知るタクシー田代さん！ 駄菓子いっぱい貰って割引までしてもらっちった\(//∇//)\ 素敵な叔父様だた〜 http://t.co/fJ0GxXz — ジョニー (@vpjd) 2011, 8月 8

幻のタクシー秘伝！？「コーヒー御飯のレシピ」も配布している

話題のきっかけとなった川島さんの「幻のタクシー乗車ツイート」ですが、実はこのツイートには少しだけ続きがあります。

(続き) そのコーヒーの美味しさにこれまた驚いていると「そのコーヒーで炊くご飯、これが美味いんです。よかったら試してみてください」といってもう一本くれた。 これから早速やってみようと思います。 (うまい棒もさらに二本くれました) pic.twitter.com/u4zOpVwFRc — 川島明 (@akira5423) 2015, 1月 13

コーヒーご飯が炊き上がりました。 運転手さんが教えてくれたようにごま塩だけをさっとかけます。 見た目より味はあっさりでほうじ茶で炊いたような香ばしさがあるんですが後味で渋みがキリッとしめてくれます。 つまりめちゃくちゃ美味い。 pic.twitter.com/hnaYBluGI2 — 川島明 (@akira5423) 2015, 1月 13

どんなコーヒーでも言いわけでは決してないらしい。 運転手さんがあらゆるコーヒーを試した結果先ほど画像を載せたコーヒーしか美味しく炊き上がらないとの事。 僕はコンビニでも自販機でも見たことは無いのでお代わりしたければやはりまたあのタクシーに巡り合うのを待つばかりだ。さすが幻。 — 川島明 (@akira5423) 2015, 1月 13

残念ながら、こちらのコーヒーはAmazonでも現在品切れ中で入手が困難とのこと。
入手するには幻のタクシーに乗車しないと厳しいかもしれませんね (´・ω・`)

どうしてこんなこと始めたんですか？運転手さんは「福島」の出身だった

沢山のお菓子や飲み物を配り、秘伝のレシピも教えてくれる幻のおもてなしタクシー。
しかし、どうしても疑問に思ってしまうのが「どうして始めたの？」ということ。

幻のタクシーに乗った‼︎ お菓子や飲物までくださるサービス。伺ったら福島で旅館をやっていた方で、震災後運転手さんになったとのこと。国への思い、もどかしさに共感しながらのドライブでした。 pic.twitter.com/xXvvvCIsuN

— ねんドル岡田ひとみ 12周年 (@nendol) 2014, 8月 17

どうやら、運転手さんはあの震災の被災者だったみたいです。
もしかしたら、日本全体に広がる暗雲とした雰囲気を少しでも払拭したかったのかもしれませんね。

優しい運転手さんが素敵なおもてなしをしてくれる幻のタクシー。
もし、渋谷周辺でタクシーに乗る機会があったら注意してみてはいかがでしょうか？