▼演奏会でピアノを弾くのは、身体の不自由な男の子
身体が自由か不自由かは関係なく、誰でもピアノを弾けるように。そんな夢を日本の企業「FOVE」が現実のものとしました。その一連のプロジェクトを撮影した動画をご紹介します。
プロジェクト名は「Eye Play the Piano(目でピアノを弾く)」。FOVEが筑波大学附属桐が丘特別支援学校と共同で進行しました。
プロジェクトの内容は、身体の不自由な男の子が「FOVE」と呼ばれる装置を合唱コンサートで頭に取り付け、他の生徒たちの歌に合わせて「目を動かすことでピアノを演奏する」というもの。
男の子にとっては経験したことのない大きな挑戦。練習を重ね、少しずつピアノを弾けるようにしていきます。
FOVEを装着しピアノの練習をする男の子
演奏当日、親御さんたちが見守る中、合唱コンサートはスタートします。
笑顔で見守る親御さんたち
プレッシャーに耐えながら、男の子はFOVEの最先端テクノロジーを使い丁寧にピアノを演奏します。
合唱コンサート本番、目でピアノを弾く男の子
演奏は大成功。会場はたくさんの笑顔と暖かい拍手に包まれました。
身体が自由か不自由かは関係なく、誰でもピアノを弾けるように。そんな夢が叶った瞬間でした。
合唱コンサートの様子をとらえた動画はこちらをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=VHXx7XTPULE
▼海外からも暖かい声
本当に美しいわ。このような障壁を乗り越えるために発明が行われていくのって素晴らしい!こういう時に人間はクリエイティブになるものよね。ただただ美しいわ。
とっても素晴らしいし、インスピレーションを与えてくれるわ。シェアさせてください!
技術の進歩は留まるところを知らないね。信じられないよ。
身体の不自由な子供たちのために最先端のテクノロジーを使ってあげるのは本当に素晴らしいことだね。
▼クラウドファンディングで寄付金を募集中
FOVEは今回のプロジェクトだけに留まらず、全国の特別支援学校でも子供たちに同じ体験をしてもらおうと、クラウドファンディングで寄付金を集めています。
身体が不自由でも健常者と同じようにピアノを演奏することができる。そんな夢を現実のものとしたFOVEと、演奏者の男の子に大きな拍手を送りたいですね。
参照:fove-inc.com
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