笑うメディア クレイジー
より良い暇つぶしを届けるメディア

75歳おばあちゃんの「潔癖症になった理由」の話にめっちゃ考えさせられました

老若男女、日々さまざまな背景を持った人が訪れる病院。今回は、臨床検査技師として病院で働く女性と、重度の潔癖症を持つ患者さんとの間に生まれた信頼関係に関するお話です。

インスタグラムで活躍されるまるちゃん麺さんは先日「潔癖症の患者さん」というタイトルの漫画を公開しました。

あらすじ

ある日、耳鼻科からの依頼書に対応の難しい「要注意人物」を表す赤シールが貼られていたのを確認した臨床検査技師のまるちゃん麺さん。対象の患者(佐伯)さんは、潔癖症のおばあちゃんだったのだといいます。
潔癖症の佐伯さん。提供:まるちゃん麺さん
潔癖症の佐伯さん。提供:まるちゃん麺さん

器具を念入りに消毒したり、手袋をして対応したりと気を使うことで、少しずつ佐伯さんとの信頼関係を構築していったまるちゃん麺さん。ある日、佐伯さんから内に秘めていた想いが明かされます…。
少しずつ信頼を構築。提供:まるちゃん麺さん
少しずつ信頼を構築。提供:まるちゃん麺さん

本編を読む

佐伯さんと向き合った日々に関してを綴った今回の漫画。作品を描かれた思いや当時の心境について、投稿者のまるちゃん麺(@marumarumt)さんにお話を伺いました。



インタビュー

――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか?

まるちゃん麺さん:毎日沢山の人を検査していると、対人な訳ですから色んなエピソードが生まれるんですよね…。佐伯さんはとりわけその中でも印象深く記憶に残る患者さんでした。この先も臨床検査技師として仕事をしていく上で、私の原点である『患者さんに寄り添える技師になりたい』という気持ち…、それをいつでも思い出せるように残しておこうと思い、描きました。

――佐伯さんに手を握られた当時の心境を教えてください。

まるちゃん麺さん:重度の潔癖症の方って誰かに触れる…ということ自体が気持ち悪く、おぞましい行為だと思うんですよね。そして彼女は過去に人に対するトラウマがあった訳ですし…。同性で手袋越しとはいえ、手を握るという事はすごく勇気がいる行動だったと思います。なので素直に嬉しかったですし、本当に驚きました。

――さまざまな患者さんと接する際、まるちゃん麺さんが気を付けていることや工夫していることがあれば教えてください。

まるちゃん麺さん:時間が許す限りはなるべく患者さんとコミュニケーションをとって、どんな患者さんなのか?と相手を知ろうとする努力をしています。検査の中には痛みを伴うものもあったりするので、少しでも心を開いてもらって、この人にやってもらえて良かった!と思ってもらえるように心掛けています。

 

 

まるちゃん麺さんの手をぎゅっと握り、感謝の気持ちを伝えた佐伯さん。お二人の強い信頼関係に、心が温かくなる投稿でした。

作品提供・取材協力:まるちゃん麺

本編を読む

コメントする

※未記入の場合、こちらの名前で投稿されます

※コメントは、コメントガイドライン をご覧のうえで投稿するようお願いします。

暇つぶしアプリの決定版!今すぐアプリをGET