アメリカの少なくとも50を超える警察機関で、家の中に人がいるかを感知できる高機能レーダー『RANGE-R』を採用したことが分かりました。
出典:cyterra.com
この装置は壁に付けるだけで電波が飛び、そこから室内50フィート(15メートル)圏内にいる人間の動きを感知。
その人が壁からどの程度離れているか、また動いているか止まっているか、呼吸をしているかまでも外にいながら確認することが出来ます。
出典:usatoday.com
[採用理由]
・〈警察/SWAT〉— 建物内に犯人、または人質がどの位置にいるかなどを突入前に確認できるため。
・〈捜査&救出活動〉— 建物内にいる怪我人を救出する作業に役立つため。
・〈消防士〉— 建物内にまだ人が残っているかどうかを瞬時に判断できるため。
出典:usatoday.com
▼このニュースに世界から批判の声が殺到
しかし、これからの警察機関の活動を円滑にする良いニュースと思いきや、アメリカだけでなく世界中から批判の声が集まっています。
TVニュースはもちろん、SNSサイト内でも広まり、現在は海外掲示板『Reddit』でも議論が巻き起こっています。
・確かに便利だと思うけど、僕達のプライバシーはどうなるんだろう。
・なるほど、電波妨害機をみんなに買わせるっていう新しいビジネスだね。
・たとえば、もし通報を受けた警察が間違った住所に向かって、このレーダーを使ったらどうなるの?「おっと、失礼。間違い透視でした」で済んでしまうの?
・米連邦最高裁判所は、プライバシーの侵害の問題に対処するために、もちろんこのレーダーの捜査令状なしの捜査は違法として捉えているよ。
ただ、捜査中っていうのは、どうしてもルールが不透明になってしまうものだけど。
・こういう変な発明に、俺達のお金が使われているんだね。
すでにこの「透視レーダー」は使用されており、捜査令状さえ出ればほとんど自由に使えるそうです。
この装置が受け入れられる日はくるのでしょうか。
【動画】
https://www.youtube.com/watch?v=QYr0OI684zk
出典:usatoday.com
参照:1.usatoday.com
2.reddit.com
3.clickorlando.com
4.cyterra.com
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