次から次へとやらなければならないことが発生し、ひと息つく暇もない育児の日々。目の前のことに追われていつの間にか家族とのコミュニケーションが疎かになっていた…なんて反省は、みなさんも一度は経験したことがあるのでは?
インスタグラムで活躍される津島ゆりえさんは先日「反省したこと」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
ある平日の朝、朝ご飯作りやお弁当作りに追われて大忙しだった津島ゆりえさん。猫の手も借りたい状況の中、先ほどまでテレビを見ていた息子くんに「ままー」と声を掛けられます。
大忙しの朝。提供:津島ゆりえさん
「感動しちゃったの」と、映画を見て湧き出た自分の感情を津島ゆりえさんに説明してくれた息子くん。そんな姿を見て、津島ゆりえさんはある反省の念を抱きます。
息子くん「感動しちゃったの…」 提供:津島ゆりえさん
育児における大切な気付きに関してを綴った今回の漫画。作品を描かれた思いや今後の活動について、投稿者の津島ゆりえ(@healthcare_tsushima)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――いつから、どのようなきっかけでインスタグラムでの投稿を始められましたか?
津島ゆりえさん:2016年10月くらいから生後半年を迎えた長男の育児の記録を残したくて育児絵日記の投稿を細々と始めました。そんな中、2017年5月に職場復帰。思うように仕事が出来ずワーママってなんてつらいんだと打ちのめされました。仕事と子供の世話がとにかく大変すぎて、ごはんなんて後回し状態だったのですが、ごはんって家族が楽しく生きていくために、とても大切なんですよね。これではいけないと毎日のご飯のあり方について試行錯誤を始めました。その過程は省きますが、その家庭で学んだことを活かし、とにかくワーママの日々のご飯の役に立ちたいという思いで、2021年頃新しいアカウントを開設。イラストをまじえた簡単ごはん投稿という今のスタイルになりました。
――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか?
津島ゆりえさん:私はメインはごはん投稿なので漫画オンリーの今回の投稿はとても特殊です。アカウントの趣旨にあってないといってもいい。それでも描きたいと思ったのは、子供の発する小さなSOSを見逃しかけた私への自戒を込めてというところが大きいです。私、すぐ忘れてしまうので(笑) 子供は成長すればするほど親へのSOSを上手に発せなくなるように思います。これからも子供二人を注意深く見守っていかなきゃと思います(といいつつ難しい……)
――今後、インスタグラムを通じてどのような活動をされていきたいですか?
津島ゆりえさん:私はインスタでワーキングマザーをとにかく応援したい!自分自身がワーママになった当初、ほんとにほんとにほんとーーーにつらかったんです。人生でいちばん辛かったかもしれない。自尊心が傷つき、自己肯定感がなくなり、被害妄想が激しくなり……仕事が心配で眠れない日もありました。 そんなワーママさんを色んな形で応援していきたいです。 インスタでは、日々のごはんや栄養豆知識を投稿して、ワーママさんのごはんを考える作るストレスを少しでも減らせればと思っています。 実は音声配信アプリで配信もやってまして、そこではダイレクトにワーママさんたちにエールを送っています。 そしてインスタ等で積み上げて言った情報をもとに、いつか、ワーママさん向けの本を出すのが夢です。レシピページや、辛い時の切り抜け方とか、「頑張りすぎない」をコンセプトにワーママさんのお役に立てる総合的な本、出したいな~。
忙しさに追われ、子供たちの小さな心の機微に気づけない瞬間があったのではと自戒した津島ゆりえさん。この投稿には「私も反省した…」「めっちゃ大切なことだと思う」などのコメントが寄せられました。
作品提供・取材協力:津島ゆりえ
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