産まれてきた赤ちゃんとの対面。どんな母親にも当然のように与えられる権利のように聞こえがちですが、盲目の女性にとっては決して簡単なことではありません。
今回ご紹介する動画は、盲目の女性、キャシー(Kathy Beitz)さんが「eSight」という端末を使い、自分が産んだ赤ちゃんを目にするという内容。
キャシーさんは小さい頃に視力の大部分を失って以来、赤ちゃんを目にしたことはありません。自分の赤ちゃんが、彼女が目にする初めての赤ちゃんとなったのです。
「初めて目にする赤ちゃんが自分の赤ちゃんだなんて、すごいことね」
キャシーさんはそう語ります。
キャシーさんによれば、赤ちゃんの足は夫の足と似ているそう。また唇はキャシーさんのものと似ていると言います。
彼女にとっては、もちろん夫(同じく盲目)を目にするのも今回が初めてです。
「夫が赤ちゃんを抱き上げる姿を見ることができるのも、本当に嬉しいことだわ」
感動の瞬間は、こちらの動画でご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=e9crPvfcEy4
YouTube/Blind Woman Sees Her Son for the Very First Time
今回キャシーさんが使用したeSightという端末。最新のカメラ技術やディスプレー技術によって、目がほとんど見えなくなってしまった人に再び視力を与えます。本などの娯楽も快適に楽しむこともできるというから驚きです。
今後は、端末の軽量化や精度の向上など、様々な形で改良されていくことが望まれます。大いに期待したいですね。
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