学生時代、他人に話を合わせることに苦痛を感じていた方はいませんか?
インスタグラムで活躍されるきなこさんは先日「電車で目が死んだ女子高生をみた話」というタイトルの漫画を公開しました。
あらすじ
ある日、電車で生気を感じない目つきをした女子高生と乗り合わせたきなこさん。隣でSNSを見て盛り上がる友達との会話に参加せず、ぼーっとスマホを眺めていたのだといいます。
死んだ目の女子高生。提供:きなこさん
一瞬話題を振られ「はは、だね…」とそっけない相槌をうった女子高生。再び死んだ目に戻るその子を見て、きなこさんは彼女の置かれた立場について考えます。
そっけない相槌。提供:きなこさん
現代を生きる若者の苦悩に関してを綴った今回の漫画。作品を描かれた思いや学生時代のことについて、投稿者のきなこ(@kinako5522)さんにお話を伺いました。
インタビュー
――今回の漫画はどのような思いで描かれたのでしょうか?
きなこさん:電車でふと見た女子高生たちが印象的で、なんとなくずっと頭から離れませんでした。その時感じた言葉にできない気持ちを、マンガでなら表現できるかもと思い、殴り描きました。
――女子高生が死んだ目をしていたのにはどのような理由があると思われますか?
きなこさん:真相はわかりませんが、私には他の2人の友達に上手く絡めず、とにかく時間をやり過ごすためにひたすらスマホを眺めてるように見えました。
――きなこさん自身の学生時代にも同じようなことはあったのでしょうか?
きなこさん:小学生〜中学生の頃はよくありました。自分とはテンションやペースの合わないグループに入ってしまい、1日がとても長く感じて疲れていました。一人一人は話しやすくて好きなんですが、グループになると微妙に空気が変わるので。 私はこの女子高生のように死んだ目で過ごすこともできず、なんとか笑ってやり過ごしてた記憶があります。 大人になるにつれ、友達付き合いはとても楽になりましたね。
話を合わせることに疲れている様子の女子高生に「あと少しだ」と心の中でエールを送ったきなこさん。この投稿には「そのセリフ、女子高生に伝われ」「合わせないといけないのはしんどいよね」などのコメントが寄せられました。
作品提供・取材協力:きなこ
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