オーストラリアのペンギン保護団体が行っている活動が、今世界から注目されています。
それは「傷ついたペンギンのためにセーターを編み、着させてあげよう」というキャンペーン。
Facebook/Penguin Foundation
セーターを着ているのは「リトル・ブルー・ペンギン」という小さなペンギン。
海岸のゴミなどで出来た傷口に、工場などから排出された有毒オイルが入ってしまうことで、現在その数が減っています。
そこで傷ついたペンギンを守るために企画されたのが、このキャンペーンです。
Facebook/Penguin Foundation
▼このキャンペーンには、なんと109歳の男性も参加
このキャンペーンが世界的に有名になったのは、オーストラリア最年長の男性が参加したことが一つの理由となっています。
彼の名前はアルフレッド・アルフィー・デイトさん。なんと御年109歳。
mashable.com/9 STORIES SCREENGRAB.
実はアルフィーさん、セーター編みを始めてすでに80年以上のベテラン。地元でも有数のセーター編みとして有名でした。
その噂を聞きつけた団体のメンバーが彼のもとを訪れ、協力を依頼したそうです。
このお願いにアルフィーさんは「僕は断れない性格なんだよなあ」と言いながらも快諾。ペンギン用セーターを作成しました。
これがアルフィーさんの作ったセーターです。
Facebook/Penguin Foundation
▼現在、このキャンペーンを通して世界中から募金が集まっている
このキャンペーンは、109歳のおじいちゃんが参加していると話題になり、世界中に瞬く間に広まりました。
これを聞いたアルフィーさんは、「このキャンペーンに参加出来たことを、とても光栄に思います。普通の人以上に生きた私が、こうやってまだ世の中に貢献できる機会を得たんですから」とコメント。また、今後もセーター編みを続けていくと意気込みを語りました。
また、このキャンペーンが世界中のメディアで取り上げられたことで、世界中からこの団体への募金が大幅に増えたそうです。
こんな素敵なセーターをプレゼントしてもらえるなんて、ペンギンもきっと大喜びでしょうね!
『フィリップ・アイランド・ペンギン寄金』HP:penguinfoundation.org.au
Facebookページ:facebook.com/PenguinFoundation
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