そこで今回は、科学的根拠に基づいた「幸せになるための簡単な方法」を5つご紹介します!
1.運動をする
ある実験では、①投薬、②運動、③投薬と運動の両方、のうつ病患者グループ3つうち、6ヶ月後の検査で、①の投薬グループのうつ病再発率が38%、③の投薬と運動の両方グループが31%であったのに対し、なんと、②の運動グループのうつ病再発率は9%だったのです!このように運動がうつ病を克服するための効果的な方法であることが示されています。
運動はあなたをリラックスさせ、脳を活性化し、自分の体に自信を持たせてくれます。以下の写真(左:静かに座った後、右:20分間歩いた後)のように、運動すると脳内でプロテインやエンドルフィンが放出され、幸せに感じるのです。
2.十分な睡眠を取る
睡眠時間が少ない人は、楽しい思い出よりも嫌な思い出のほうをより多く思い出し、さらには、「ガン」などのネガティブな単語を、「太陽」などのポジティブな単語よりも暗記しやすいという結果が示された研究があります。また、昼寝をしなかった実験グループが、昼寝をした実験グループよりも「不安」や「怒り」といったネガティブな感情に敏感であった結果が示された研究もあります。
もちろん、睡眠の質が1日の活動に大きく影響を与えることは言うまでもありません。もっと睡眠を取りましょう!
3.友人や家族と時間を過ごす
「友人や家族ともっと時間を過ごすべきであった」というものが、死に際に語られる後悔トップ5に入ります。
普段の友人や家族とのコミュニケーションや交流の質が向上するだけで、人生満足度という観点において一千万円ほどの価値があるが、実際に同額のお金を手に入れた場合は人生満足度がほとんどない、と示されている研究もあります。
また、友人・家族・近所の人などをよくお世話し、手助けしてきた人ほど幸せであり、同時に長生きであるという研究もあります。
今すぐ家族や友人との時間を確保しましょう!
4.笑顔を心がける
ただ微笑むだけでも気持ちが良くなりますが、同時にポジティブな思考を持つとより効果的であるそうです。ある実験では、「南国での休暇」や「こどもの発表会」などのポジティブな考えを思い浮かべながら笑顔で接客を行った販売員は、気分が向上し、より積極的に仕事に取り組んだという結果が示されています。
心理学においても、「顔面フィードバック理論」と呼ばれるものがあり、嘘でもいいのでとにかく笑顔になってみるだけで、少し気分が良くなると言われています。
もちろん、こころから笑顔になる練習も必要です。違いは簡単に分かります(以下の写真参照)
もっと笑いましょう!もっと笑顔になりましょう!
5.瞑想をする
瞑想は幸せとも関連があります。瞑想で、頭の中は整理され、同時に落ち着かせることができます。下の写真で瞑想の効果がはっきりとわかります。左の写真は、瞑想前、右の写真は瞑想後です。Frontal lobe:前頭葉、 Parietal lobe:頭頂葉、 Occipital lobe:後頭葉、いずれも瞑想後は脳が落ち着いている様子がはっきりと分かります。
以上の5つの「幸せになるための簡単な方法」を、今日から取り入れてみてはいかがでしょうか。
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