3~4月というのは、出会いの季節と同時にたくさんの別れがある季節です。
中学や高校卒業後に様々な進路を選択しバラバラになってしまったり、親しかった友人が就職を機にそれぞれの地元へ帰ってしまったり。
しかし、そこで疎遠になってしますのはとても勿体無いことです。
今回は、遠方にいる友人だからこそ大切にしたい理由を5つ紹介します。
1.遠方の友人は、多角的な視点を与えてくれる
先入観のない眼は、紛争、危機、重大な決断、仕事などさまざまな場面で先へと進むために重要な存在となります。そして遠くの友人は、私たちの人生に必要となる純粋な眼となってくれます。
時として、私たちは自分たちの目の前で起こっていることにとらわれ過ぎてしまい、その周囲まで見据えることを忘れてしまいがちです。
そんな時、遠くの友人は慰めになってくれると同時に、客観的な視点を与えてくれます。
2.遠方の友人は、はかない人間関係の外にある世界へと連れ出してくれる
時に都会人は、自分たちは宇宙の中心にいると勘違いしてしまいます。異なる都市に住んでいる友人と接することは、異なる国、地域、都市の文化やライフスタイルに合わせるということを思い出すきっかけになります。
また、異なる地域に住んでいる友人から学べることは、たくさんあります。遠くの友人は、私たちが教養に富んだ存在でいる助けとなり、その場しのぎのはかない友人関係から私たちの心を解放してくれる存在でもあります。
3.遠方の友人は、自分のルーツを思い出させてくれる
高校時代からの私の友人は、どうして私が生まれ故郷を愛しているのかを思い出させてくれるし、私の心を学生時代の懐かしい日々へと引き戻してくれます。
私のカレッジでの友人は、成長すること、知識を探求すること、自己発見をする道を知ることの大切さを思い出させてくれます。
別の友人は、一生懸命働くことの価値を思い出させてくれ、目標へと向かう力を与えてくれます。遠方の友人は、私たちが自分自身の信念から逸れて迷った時に、自分自身とは異なる人生を送る存在として、信じる道へと戻る助けとなってくれます。
4.地元から離れた土地を訪れた時、そこに友人がいれば地元の人間として振る舞うことができる
個人的には、私は新たな土地を訪れた時に、旅行者として振る舞うことが嫌いです。私はいつも地元のものを見つけて、レストラン、バー、博物館などへ行きます。
遠方の友人を訪ねた時、私は地元の香り漂うあらゆるコミュニティーへ足を運び、親密な友人とともに外へと繰り出します。
きっと思いもよらなかった、驚くべき発見をすることができます。
5.どうして友人になったのかを思い出すことができる
遠方の友人との再会を好まない人などいるでしょうか? 最後に別れた場所で、再び再会した時は暖かな気持ちになります。
カレッジのパーティで泥酔したこと、ピザやアイスクリームを食べたことや、夢に見た職に就いたことなど、赤面するような若いころの出来事への回顧でさえも、友人関係を長く続けることに繋がります。だって短い付き合いでは、こんな話はできないですから。
そして互いに歳を取り、しわも増えてフロリダあたりで隠居生活をするようになった時、互いの絆はより強まっているはず。
距離に関係なく、友人関係は大切です。
SNSなどが発達してきた今、距離だけで友情が途切れることはありません。
あなた次第で、日本の裏側にいる友人ともほとんど時間差なく連絡を取り合うことが出来るのです。
この記事をきっかけに、長年連絡を取っていなかった友人に連絡を取ってみてはいかがでしょうか。
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