1.私にはできない
「できない」と語りかけるのは自分自身だけなのです。自分に対する「疑念」と「信念」のどちらを信じるかという問題なのです。
2.彼らはうまくやったけど、それは彼らの方が上手いから
「彼はネット起業家、あるいはフリーライターとしてうまくいっているけど、彼には子どもがいないからね」、「彼女は私より痩せているから、マラソンを走れるのよ」、「彼女は仕事をしていないから」、「家族としての義務を負っていないから」、「旦那さんが協力的だから」、「膝が悪いわけではないから」・・・言い訳を探すことは簡単だけれど、誰だって相応の困難を抱えていて、それを何とかしようとしてきたということを忘れてはいけません。困難は乗り越えることができます。
3.現状を変える時間がなくて、困っている
先を急ぐことよりも、自分自身がどこへ向かい、なぜそこを目指しているのかを知ることの方が大切です。そして人生で最も重要なことは、人生で最も大切な物事を知り、それらに優先順位をつけることです。わたしたちは皆、切迫した事態への対処に多くの時間を割き、真に大切なことへと取り組む時間をあまり取れずにいます。だから以下の3つのステップで、To-Doリストを整理しましょう。
ⅰ切迫した物事と重要な物事を切り分けて考える
ⅱリストに載っている義務をレビューする
ⅲ重要なものから手をつける
4.~なしで生活するなんて、出来ないよ
「~」の部分には、ワイン、チーズ、スイーツ、テレビ番組、大きな家などが入るでしょうか。このような、私たちが快適さを享受しているものを取り上げて、健康的な食生活を心がけることや、毎日運動をするといったポジティブな変化を生むことができない状況を正当化してしまっています。この言い訳は、そのうち嘘へと変わります。実のところ、ワインやチーズが無くても生活できるのですから。
5.人生はもっと気楽で、もっと楽しいもの。
この考え方には同意できますが、人生を「いつでも」気楽で楽しめるものにしようというのは、問題です。そうした考え方は、怠惰な生活を正当化する言い訳となります。アインシュタインも、「天才とは1%の才能と99%の努力で成り立っている」と語っています。ランナーになりたいのなら走らなければならないし、小説家になりたいのなら、書かなければはじまりません。
「仕事をしよう。簡単ではない仕事を」
これこそが価値ある考え方です!
6.私は、報酬(あるいは休暇)を受けるに値する
私たちは皆、丁重な扱いを受けるに値するし、休暇を取る権利もあります。しかしそれを人生における第一のルールとしてしまったら、常に休暇を取り続けることになってしまいます。だから私は、目標それ自体を褒美と捉えます。マラソンであれば、褒美を得るために走るのではなく、走ること自体が褒美なのです。
7.あとでやる
今やる習慣をつけるよりも、後回しにする習慣を身に着ける必要が、一体どこにあるのでしょうか?そこに理由なんてないはずです。今まさに、ぐずぐずとしてしまっているのなら、先延ばしにする習慣が身体に染みついてしまいます。やったことや、やろうとしていることについて語ることはやめましょう。とにかく手を付けて、行動することです。人生において重要な意味を持つ出来事は、チャンスに恵まれて起こるのではなく、選択によって起こります。リスクをおかさなければ、自分に何ができるのかなんてわかりません。
8.一度だけなら大丈夫
不幸にも、「一度だけ」は「一度だけ」ではすまないのです。次から次へと、新たな「一度だけ」がやってきます。決して「一度だけ」という嘘に惑わされてはなりません。もしアイスクリームを食べたいのなら、事前にその行動をプランに盛り込んでおくことです。「毎週末一度は、スイーツを食べること」を許可する方が、弱さに負けてそうするよりも良いです。
9.今はやめてしまって、損失を抑えたほうが良い
「成功が終着点ではなく、失敗が致命的なのではない。大切なのは、継続することだ」とウィンストン・チャーチルは述べています。根気は、すべての価値ある努力の原動力です。真に強い人は、勝ち続ける人ではなく、負けてもなお諦めない人です。諦めそうになったら、これまでの努力と原点を顧みましょう。「一度諦めると、それが習慣になる」ということを覚えておきましょう。
10.もう遅いよ
心臓の鼓動が止まるまで、遅すぎるなんていうことはありません。この記事を今まさに読んでいるあなたは、まだ遅すぎるなんてことはありません。いつだって物事は変化させることができます。未来はすぐそこ。未来を両手でしっかり掴み取って、前進し続けましょう。行動すべきかどうか悩んだら、行動しましょう。思考し、行動し、挑み続ければ、前へと進めます。
こうした言い訳を口にすることを控えるだけでも、人生は良い方向へと向かっていくのではないでしょうか?
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