実は、恐竜の大きさにもピンからキリまであり、犬ほどのサイズの種から規格外の種まで存在しました。
それではまず、こちらの恐竜から見ていきましょう。
commons.wikimedia.org/Durbed
こちらは恐竜界で最小と言われているミクロラプトル。70cm前後の体長しかなかったと言われています。人間と比べても、これほどのサイズしかありません。
commons.wikimedia.org/Matt Martyniuk
お次はかなり大きくなりますが、定番のティラノサウルス。ジュラシックパークなどの映画にもよく登場する肉食の恐竜です。
commons.wikimedia.org/ScottRobertAnselmo
体長は約11〜13mとされており、興味深いのは大きな身体に対してとても小さな前足を持っていること。イメージとしてはこんな感じ。
ちょっとかわいく見えてきました(笑)。とはいうものの、ティラノサウルスだって恐竜。その大きさは人間と比較するとよくわかります。下のイラストは、これまでに発掘された代表的なティラノサウルスが4頭、描かれたもの。
commons.wikimedia.org/Matt Martyniuk
やはり、デカい・・・。人間がティラノサウルスの頭にすっぽり収まってしまいそうです。こんな恐竜に襲われたら、ペロリと一口でしょうね。
しかしこれはまだ序の口。恐竜界にはティラノサウルスを超えるデカいヤツらがゴロゴロと存在します。
こちらの恐竜はパラリティタン。推定される体長はなんと約26m!小学校のプールにも収まりません。下のイラストの右下の米粒のようなモノは人間です。
commons.wikimedia.org/Dimitry Bogdanov
こんな恐竜に出くわしたら、逃げるに逃げられません・・・。しかしパラリティタンは草食動物だったとされているので、もし、もし本当に遭遇したとしても安心かもれませんね。
お次はこちらのマメンチサウルス!その体長はなんと約35mに及ぶとも言われています。人間と比較すると下のイラストのような感じ。ついでにティラノサウルスも入れてみました。相変わらず前足は小さめです。
commons.wikimedia.org/Steveoc 86
あぁ、これはデカい。こちらも草食動物ですが、ここまでデカいと気付かれないまま踏みつぶされそうです。
さて、最後にご紹介するのは恐らく恐竜界で最大だったであろうアンフィコエリアス。2種類存在していたと言われるアンフィコエリアスですが、小さい方のアンフィコエリアス・アルトゥス(緑色)は体長およそ25m、そして大きい方のアンフィコエリアス・フラギリムス(オレンジ色)はなんとおよそ60m!
commons.wikimedia.org/Matt Martyniuk
アンフィコエリアスに関しては、その存在自体が疑わしいとされる説もありますが、このデカさにロマンを感じる私たちの想像は広がるばかりです(笑)。
今回ご紹介した恐竜以外にも、ものすごいデカさの恐竜が何種類か存在しました。こんなにもデカい恐竜が絶滅してしまった原因は、現在ではメキシコ付近への隕石の衝突が最も信ぴょう性の高いものとして挙げられています。
commons.wikimedia.org/Public Domain
ここまで力強く生きた恐竜が絶滅してしまったということは、私たちも同じ道をたどる可能性がないとは、言い切れませんね。想像は広がるばかりです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク