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「落し物じゃありません」電信柱に服を着せる子供たち。その理由に涙する

冬の気温が氷点下になる極寒の街、カナダのハリファックス。11月のある日、その街の住人たちは奇妙な電柱を発見しました。

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何と、電柱にコートが掛けられています!
実はこれには、とても深い訳が・・・。よく見てみると、その洋服にはこんなタグが付いていました。

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これは落し物じゃありません!寒さに耐えられなかったら、この洋服を使って温まってください

この奇妙な洋服たちは、寒さをしのげるよう、ホームレスの人たちのために用意されたものでした。しかも寒空の下、電信柱に服をかけて回ったのは、まだ8歳の子どもたちだったんです。

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この活動を行ったのは、同じ州内に住むタラ・スミス・アトキンスさんとその娘さん、そして娘さんの7人のお友達です。

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タラさんは事前にSNSで呼びかけ、洋服の寄付を募りました。寄付する洋服は、コート類だけではありません。マフラーや手袋など、体を温めるものは全て含まれています。

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実はこの日は、タラさんの娘さんの8歳の誕生日。誕生日パーティーに呼んだ友達も誘って、みんなの良い社会勉強になるとタラさんは思ったとのこと。実際、寒すぎて泣いてしまう子も出る中、子どもたちは最後まで頑張りました。

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タラさんは去年の12月、トロントで同様の活動を旦那さんとしています。その時のホームレスの人たちの数に、大変ショックを受けたそうです。タラさんはもう来年の計画を練りはじめていて、次はもっと早い時期から寄付を募り、温かい物が食べられるように5ドルのギフトカードも追加できるようにしたいと考えているそうです。
寒さを体感しながらの活動は、子どもたちにいろんな事を考えさせたに違いありませんね。

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